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2013年4月22日 (月)

CERNの週末

先日、ジュネーブが春だなぁ、という記事を書いたとたん、翌日には雨が降りそれと同時に寒冷前線が通過したのか急に寒くなったジュネーブ。金曜日はさすがに僕も長袖のシャツを来てオフィスに行く事に。結局その日は気温が13度程度までしか上がらず雨も降っていたので肌寒い一日でした。

その日は結局、まあ基本的にはする事もないので本を少し読んでから寝る事に。夜になって特に肌寒くなってきたので窓の外のシャッターを完全に下ろしてしまってから寝て翌朝、目が覚めて何時だろう?と思って時計をみたらなんと、8時と表示されています。まさかいくらなんでも8時まで寝ているわけがないだろう…、と思ってよく見てみたらやはり8時。本当の様です。シャッターを完全に下ろしておくと外の光が全く入り込んでこないのである程度明るくなってきて自然に目が覚めるという事もなく眠ってしまった様です。でもそう言えば今週はずっと時差ボケという程でもなくても何となく眠い、という状態でいたのでそれも今から考えると体が睡眠を必要としていたのだろうなぁ、と納得しました。

さて、その土曜日は既に働かない事を決めてあったのはいいのですが金曜日以上の悪天候…。雨は降るわ、その上で風がある天気。そのうち雨こそは止みましたがそれでも風が吹いていて肌寒いを通りこして寒い天気。実は今回僕は上着を持ってこなかったのでそれだけでもいい迷惑…。ジュネーブの市内にでも行こうかな?と思っていたのを諦めて結局、CERNの構内で過ごす事にします。それでも上着がないのはさすがに困るのでCERNのギフトショップまで行ってフリースを購入。実はかれこれ四年前に初めてCERNに来た時に一つ買ってはいるのですがその時、たまたまLサイズがベージュしかなく気に入った色でもない(かなりオッサンくさい)のであまり着る事もなく家においてあるので今回はもう少し「普通」の黒か紺でも、と思って行ったらちょうど紺色のフリースがあったので購入しました。

Fleece1
Fleece2
Fleece3

値段も45スイスフラン(日本円にしてだいたい4800円ぐらい)とまあユニクロのフリースの値段と比較すると安くはありませんが、それでもコロンビアとかパタゴニアのフリースの値段を考えるとそれなり。しかもよくよく調べてみたらCERNのフリースってResultというブランドの物らしく、だいたい、20ユーロ(2600円程度)でヨーロッパで出回っているものらしいです。スイスの物価が高い事を考えた上でCERNのロゴ入りという事を考慮するとまあそんな物か、という値段と言えるかと思います。

ふと山の方を見ると月曜日に見上げた時よりも雪で覆われた山肌の範囲が少し多くなっています。やはり山の方は雨ではなく雪が降ったみたいですね。こちらが月曜日に撮影した写真。

Monday
そしてこちらが土曜日に撮影したもの。

Saturday
同じ所(宿舎の部屋)から同じ所を撮影した物です。写真の向きが違うのはご愛嬌という所で…。でも確かに土曜日の写真の方が雪で覆われた所が多くなってはいます(クリックして拡大してご覧下さい)。でも木の芽は明らかに土曜日の方が伸びていますね。やはりここにも春が見え隠れしている様です。

山々はアルプスではなく、ジュラ山脈です。実はCERNはほとんどジュラ山脈の麓の所にあるのですね。そういう意味でも自然がある意味で豊富な所ではあります。アルプスもCERNのキャンパスから見えるのですが木曜日までは霞(というか実はスモッグらしいです。ジュネーブは谷間なので車の排気煙からのスモッグが溜まる事があるのです)がかかっていて見えませんでしたし、金曜日からこっちは今度は雲っているのでまだアルプスは見ていません。雨が終わって晴れになったら見えるかなぁ、と思うのですが…。条件がいいとモンブランがこの様によく見えるのですが(こちらは2010年に撮影した写真です)。

Montblanc
さて、結局、その日はオフィスにも街にも行かず、本を読んだりして一日過ごしました。まあたまにこういう日があってもいいかな?と思います。夕方に少しメールの返信をして月曜日の朝一でとりあえず、筑波大学の人たち二人(大学院生らしい)の面倒を見る事に決定。まあこれも仕事のうちか。本来は僕と同僚のポスドクのBさんの両方への依頼なのですが日本語が話せる僕の方がいいだろう、という事で僕が引き受ける事に。

夜にはさすがに暇になってきたのでこういう時に見ようと思っていたコンピューターの中に溜まってみていなかった映画を二つ程見ました。オマハにいるといろいろとする事があってなかなか見れないのですがこういう所に来るとまたそれはそれで別の話ですからね…。

日曜日の今日はさすがに少し働こう、と思ってまあそれなりの時間にオフィスへ。しばらく誰も来なかったのですがそのうちにポスドクのBさんが登場。思っていたよりもずいぶん早く来たからビックリしました。それから少し月曜日の予定の話をします。特に筑波大学の人たちへの対応などの相談をします。Bさんは明日の朝にまずミーティングがあるそうで僕が対応がちょうどいいだろう、とお互いに確認。まあどうなる事やら…。

それから午前中は午後の仕事の為の下調べ。こういう休日出勤している時にふさわしい事をまずはします。昼食後、ちょっと宿舎に立ち寄って持って来た外付けのハードドライブを回収してからまたオフィスへ。実は仕事でどうしても64ビットのWindowsが必要なので一番手っ取り早いのが僕のMacBook ProにVirtualBox経由でインストールする事。CERNでインストールした方がいろいろな意味で楽なのでCERNのコピーを使わせて頂きます(もともとCERNの仕事で必要なのですからね)。

以前、Windows XPをCERNでインストールした事があったのですがその時もネットワーク経由で起動させて後は自動インストール、となっていたのですがWindows 7もやはり同じ。ただ、その為にVirtualBoxをある程度特別に設定しなければならないのでそちらにしばらく時間を費やす事になりました。実は公式にはCERNではVirtualBoxがサポートされてはいません。Macからの正式サポートは現在の所はParallelsが試験段階。WindowsではVirtualPCがサポートされているだけです。が、その二つのインストールの手順を読んで多分大丈夫、と思ってやってみたらやはりできました。

しかし、Windowsのインストールから後がまたエラい時間がかかった事。そう言えば数年前にWindows XPをインストールした時にもエラい時間がかかった記憶が…。あの時も確か週末か何かの「暇」な時にインストールをした記憶がそう言えばあります。これを平日に仕事のある時にしようと思うとそれだけで半日は潰れてしまうので週末にやるのが正解なのかもしれません…。それでもかなり自動化されているので時間はかかってもまあ僕の手間こそはかかりません。個人的にはうちの大学でもこのようなシステムをぜひ、導入して欲しいなぁ、と思うのですがでもうちの大学とCERNのスタッフじゃ能力が歴然と違うのでできなくて当たり前かも知れません(多分、うちのIT部門の人とかはこういうインストールができる事を知らないのだと思う)。結局、四時間ぐらい作業にかかり、今日の午後はほとんどそれに費やされました。でもまあ無事終了。後は使い始めるだけですね。

なんとなく無駄に終わったような気がしないでも無い週末でしたがでも考えてみるとこんなもの七日もしれませんね。まあ出張中の休みの日ですから…。

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