« オマハへ帰還 | トップページ | 英語と米語の違い »

2013年5月19日 (日)

卒業式(2013年)

しばらくブログはお休みにしていました。三週間留守にして帰って来たら職場にいろいろと仕事が山積みになっていてなかなか書いている時間が取れなかったのと少しの充電期間が必要だったからです。

さて、今日はうちの大学の卒業式の日です。学生の期末試験は先週で終了してしまい、今週の後半はいろいろとそれに関連した行事がキャンパスのあちこちで行われていましたが僕は基本的にはそれに関係なく普通に仕事、のはずだったのですが水曜日に元学部のボスで現在の大学の偉い先生の一人のHH先生が早朝(七時ぐらい)にやって来て「この前、会った時にビデオの話をしたっけ?」と訊かれました。金曜日の午後にある卒業生で学内から何らかの受賞をされた学生達の授賞式をビデオに撮ってほしい、との事。まあ特に断るような理由も予定も入っていないので承諾する事に。

先ほども書いた様に、先週いっぱいで試験が終了して今週は通称、「シニア・ウィーク」と呼ばれるシニア、すなわち四年生の為の一週間と呼ばれる週で卒業式関連の行事が詰まっている週です。実際の所は試験の後に成績を付けて卒業できるかを集計する為と医学部や歯学部の一、二年生の試験という意味もあるのですが試験が終わった開放感になんとなく溢れている週でもあります。卒業式は伝統的に土曜日なのでその前にいろいろな行事が予定されています。その中の一つに卒業生の授賞式があります。今年は大学全体の授賞者四人の中の三人が化学専攻の学生だったのでうちの学部も鼻が高くなります。その上に、そのうちの一人の学生は月曜日から研究の為にドミニカ共和国に行ってしまっているのでそれを心配したHH先生が僕にビデオの撮影を頼みに来たのです。

ビデオの機材は(僕個人の所有物にもかかわらず)オフィスに置いてあるので基本的にはすぐにでも撮影ができる状態。撮影した後はどうなるのか?という若干の疑問はありましたがまあ気にはしない事に。細かい事を気にしていたら何もできません。二年程前にハイビジョンのカメラに移行してからは撮影したビデオをどうするのか?という問題がつきまとっています。せっかくハイビジョンで撮影したので画像のきれいなところを何とか生かしたいのですがアメリカではBlu-Rayが今ひとつ普及していません。そもそも、未だにブラウン管のテレビしか持っていない家がまだ割と普通にあるのでそういう家ではBlu-Rayが使えない上に日本と違って何かがあっという間に爆発的に売れるという事がない国なのでBlu-Rayがなかなか成長しないのです。その上で映画などがネットで(合法的に)配信されるのでこれまたBlu-Rayが普及しない事になります。更にMacではBlu-Rayを見る事ができないし製作する事も事実上できません。その関係からBlu-Rayにはまだ僕は手を出していません。単純にDVDで配信という手もあるのですがこちらはまだまだ手動に頼る部分が多く、今ひとつ。そもそもハイビジョンで撮ったものをどうしてDVDにダウンスケールしなければならないの?という気もしますから…。

一番手っ取り早いのはネットで配信してしまう事ですがこちらはさすがにフルハイビジョンで配信するのは問題があるので結局、半分ぐらいの大きさにして配信をしています。ネットでの配信は仕事で必要になる事が多いのでこちらの方はずいぶん前に簡単に動画をネット配信用に変換するスクリプトを書いてあります。まあそれでネット配信か?と思いながらもとりあえずはあまり考えない事にします。

さて、実際に僕が参加した卒業式関連のイベントの一つが学部内で行われた化学専攻の学生たちの為のパーティー。と言っても金曜日の朝、九時から十一時という時間なのでお酒は当然なしで卒業生がやって来て我々職員や卒業生たちで雑談をするというまあ単純なものです。学生の一部は両親をはじめとした家族とやって来るのでまあ面白いといえば面白いです。それでもだいたい、半分程度の学生はやって来なかったりもするのですが…。実はこれは昨年から始まった新しい試みです。ずいぶん昔には卒業生を送り出す為に昼食会とかが行われていたのですが諸般の事情でそれがなくなり、そのままになっていたのを昨年からではこういう形でやってみましょう、となったのです。これがなかなか昨年の卒業生達には好評だったので今年も継続される様です。実は昨年はサボって普通に働くつもりでいたのですが僕のオフィスのすぐ側にある会議室で行われるのでサボるわけにもいかず…。今年は最初から行く予定にしてありました。まあ予想内の数の学生と両親がやってきました。結局、二時間ほど学生達と話をしておしまい。

それから昼食なのですがなんと、金曜日は卒業式関連のイベントの為に食堂が開いていません。たしかに大学主催の卒業生用のブランチがあったのですがそれでも僕たち職員が行けるわけでもないし、また、事務職の人たち(例えば人事とか会計の人たち)も大学で働いているのでそういう人たちと卒業式は基本的には全く関係がありません。おかしくないか?と首を傾げながらあわてて昼食の確保をしなければなりません。普段は僕は昼食が遅い方(一時頃)なのですがその日ばかりは一時から授賞式のビデオ撮影に行かなければならないので悠長にはしていられません。結局、学生会館の売店で小さなピザ(直径15センチ程度)が売っていたのでそれを買ってとりあえず何とかする事に。売店のおじさんが曰く「今日は学食が開いてないから客が多い」との事。おじさんも学食が開いていないのはおかしい、と思っていた様です。

そのピザを食べてからキャンパスの反対側のハーパーセンターまで行きます。僕が到着した頃にはもうそれなりの人が会場に集まっていました。まずはHH先生と少し話をしてそれから適当にビデオの設置場所を探します。化学のショーのビデオと違って定点でできるので三脚にカメラを設置したらそれでおしまい。後は開始とともに録画を始めるだけだから楽なものです。唯一の問題はカメラが設置してある事を知らずに、もしくはそれを考えずに前を通過して遮ったりする人たちがいるという事。こればかりはどうしようもない事なのですが…。

さて、こういう大学全体の行事にはほとんど参加しない僕。当然の様にあまり注意も基本的にははらっていません。うちの大学にきてこれで学生の頃から通算して二十年以上になりますが実はこの授賞式に来たのも初めて。そういえばなんだかこういう行事が有ったかなぁ、という程度。自分の仕事と関係もないからと思っていました。その為に授賞式にどのぐらい時間がかかるかも知らなかったのです(多分一時間ぐらい、と思ってはいましたけど)。その時のビデオはこちらでどうぞ。結局、このビデオは処理をするのに思ったよりも時間がかかり、午後中かかってしまいました。そう言えば二十年前に僕が卒業した時に後から誰かに「どうして授賞式に来なかったのか?」と一度言われた事がありました。誰も行く様に言わなかったので完全に無視していたらそういえば何かあった様ですね、二十年前に。まあ二十何年も大学にいると自分の卒業式ではなくても何となく卒業式の雰囲気の影響を受けたり見たりします。そういう意味でもまあ今年、またもうひとつ新しい卒業式のイベントに参加したのはいい事なのかもしれませんね。

実は僕が大学を卒業した時は誰も卒業式に来なかったので僕は土曜日の卒業式にしか行っていません。その週にやった事は卒業式用のガウンと帽子をどこかに受け取りに行ったのと(どこに行ったのか全く記憶にありませんけど)土曜日の朝に卒業式に行った事だけ。卒業式は当時はCivic Auditoriumで行われて住んでいたのが歩いて五分のクレイトン・ハウスという寮の様なところだったので一人で歩いて行って終わってからは歩いて帰って来たのをよく覚えています。その日はその後は何もせずに終わったはず。今から考えると寂しい卒業式だったのかもしれませんね。現在では卒業式はダウンタウンのCenturyLink Centerに移転して少しキャンパスから遠くなりました。また何年か前から医学部と歯学部と法学部の卒業式が午前中、午後に残りと二回に分けて卒業式が行われる様になりました。これによって各々の卒業式の時間が短縮されるとかいう話です。どうやら何らかの政治的な理由で分けられたらしいのですが…。

僕は今日の卒業式そのものは完全にパス。家でやりたい事があったし、行ってもあまり意味がないからです。それでも今年の卒業生たち、いろいろと頑張ってくれた様です。来年の四年生がどんな子たちなのでしょうかね?

« オマハへ帰還 | トップページ | 英語と米語の違い »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1537785/51687210

この記事へのトラックバック一覧です: 卒業式(2013年):

« オマハへ帰還 | トップページ | 英語と米語の違い »