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2013年6月26日 (水)

日本までの道(2013年夏)

さて帰国当日はわけもなくいつもの時間(午前四時四十五分)に目が覚めてしまいました。今回、オマハ発の飛行機の出発時間が午前十一時なので特に早く起きる必要性がなかったのですが勝手に目が覚めてしまいました。体内時計が優秀だという証拠なのですがあまり優秀すぎても困りものですね。一度完全に起きてしまったら今度は眠れなくなるので腹をくくって起きる事にします。

飛行機の時間が遅いので今回はあまり気兼ねなく人に空港まで送ってもらう事ができました。今回、お願いしたのは生物学の友人の先生。迎えに来てくれる時間は九時。それまでは適当に時間をつぶす事になります。

まあする事がないのでとりあえず朝のニュースを見る事に。いつもは六時ぐらいまで見てそれから出勤なのですがしかしまあ同じニュースを延々と繰り返すだけ…。さすがにこのニュースを最初から最後まで見る人はいないのだと思うのですがそれにしても何やら馬鹿馬鹿しい…。これこそネット配信にしてしまったらいいのでは?という気はしますがそうすると誰も見なくなるのだろうな、と思われます。

そうこうしているうちに居間の照明が自動的に落ちました。以前はタイマーを使って制御していたのを今回、日本に行くのを契機に先日、コンピューター制御に切り替えたのですが実は朝、自動的に照明が落ちるかどうかは今の今まで未確認でしたがちゃんと稼働する様です。この部分は毎日、コンピューターが作動しているはずなのですがそもそも、六時頃に家を出るので見る事がないし電気も消して行くのでわからなかったのですが、特に問題はない様ですね。

六時を過ぎてもう一つ気がついたのがだんだんと家の中が蒸し暑くなってきた事。実はこれもサーモスタットが六時に自動的に温度を上げる様に設定してあるからなのですがこちらの方は六時過ぎに手動で元の温度に設定。どうせ出る時には「留守」モードに切り替えるので問題無しと判断をしました(しかももし設定切り替えを忘れても遠隔操作ができますし…)。

一つだけ今朝になってしたのはふと気がついて一つだけ書類を預ける荷物から手荷物に移動させませた。アメリカを出る時には基本的にはパスポートしかいらないはずなのですがまれに他の書類を見せろ、と言われる事があるのでその書類だけを手荷物に動かす事にしたのです。まあなくても何とでもなる書類のはずなのですけどね…。

さて、空港までの迎えの友人は予定よりも早く八時半すぎに到着。僕はその頃までには家に鍵をかけてしまって家の前のポーチの椅子に座っていたのでやって来た時はもう準備万端。すぐに荷物を積んで空港まで向かいます。途中でつらつらと話をしながら結局、空港に着いたのは九時ちょうどぐらい。すぐに発券してもらい荷物を預けます。今回はオマハからまずダラスまで行き、ダラスからロスアンジェルスまで。そこまでの行程がアメリカン航空で行き、その先、ロスアンジェルスから羽田まではデルタ航空という何やらよくわからない行程。で、オマハから羽田まで荷物を持って行ってくれるのかどうかがわからなかったのですがそれも大丈夫(こちらはあまり心配していませんでしたけど)。国際線なので荷物料金はアメリカ国内でも無料(最近は国内線は荷物を預けるとお金を取られる事があるのです)。で、ビックリしたのがオマハのアメリカン航空のカウンターでデルタの羽田行きのチケットもくれた事。なかなかやるな、アメリカン航空。これでもう少し安ければもっと乗るのに…。一番ビックリしたのは実は今回は(今回も、か?)かなり後になってからいつ日本に行くかを決めたので国内線の座席はともかく、国際線は座席指定ができずどこに座る事やら、と思っていたのですがそれがゾーン2で窓際。僕はてっきりゾーン4の真ん中になると思っていたのでこれはうれしい。僕は基本的には飛行機では窓際が好きなのですね(その方が眠れるからです)。

Tickets

一番下のチケットが羽田までの物です。

荷物を手放して身軽になり、それでもまだしばらく時間があります。オマハの空港は田舎の空港なので空港でする事がほとんどないのでこうなると暇になります。この前、オマハの空港に来た時は(多分、四月にヨーロッパに出張で行った時だとおもいます)無料無線LANが使えなかったのですがどうやらその時たまたまの状態だったか何かで使えなかったのかもしれませんがまあうれしい事です。移動時間が長くなるのでラップトップを始めとした物の電池をいかに長持ちさせるか、という問題もあるのでできるだけ空港内ではその当たりにある電源を使う様にしています。が、なぜかアメリカン航空のゲートにはそもそもあまり数がない上に全部使われています。幸い、近辺のデルタの使われていないゲートにあるのを使って充電しました。こういう時間を使ってブログの記事を書くのでそういう時には電源と無線LANはあればありがたい物の一つです。

空港で待っている間に外は大雨。昨夜も降ったし今朝も降りそうだったのですがまさかこれほど派手に降るとは…。

Rain

早く空港に着いてよかった、と思いました。雷も鳴っていましたし、この季節のオマハの天気だなぁ、と思いました(この時期は雷雨が多いのです)。しかし、その一方でこの天気のせいで飛行機が遅れてしまいました…。聞けば元々、飛行機はダラスから来る飛行機がとんぼ返りでダラスに戻る事になっているらしいですがオマハの悪天候の為にオマハに来るのをとりあえず諦めてアイオワ州のデモインに着陸したとの事。しかし、デモインはオマハの東、二時間程行った所。従って放っておけば同じ雷雨がオマハに行く事は確実…。それにもかかわらずなぜデモインに着陸したのか?という疑問はありますが…。

オマハの空港で困るのは田舎の空港なので小さいという事。AターミナルとBターミナルに分かれてはいますが一度ターミナルまで来てしまうとターミナルの内部で食べられる所はわずか一つだけ。出発が遅れるのでオマハで昼を、となっても食べられる所も限定されてしまいます(というか選択肢がそもそもない)。まあセキュリティの外まで出る、という手段もあるのですが今のアメリカの空港のセキュリティを考えるとそれも面倒…。何しろ靴を脱がなくてはなりませんしね。十年前だったら平気な顔でセキュリティの外まで行っていましたが今となってはその方がよっぽど面倒です。まあそれでも食べた方がいいのでとりあえずオマハの空港のターミナル内でホットドッグを一つ食べる事に。ダラスで次の飛行機がどうなるのか不透明な状態なので(どうやら予定通りだと次の飛行機の出発時間の七分前に到着らしい)先に食べておいた方が賢明だと判断をしました。

さて、そのうちに飛行機の時間が予定されていた十一時から一時前まで遅れそうな事が確実になって来ました。その段階で僕はゲート脇のカウンターまで行き、ダラスからLAまでの飛行機に乗れるかどうかを尋ねてみました。すると「無理ですね」との事ですぐにその後のLA行きの便に振り替えてもらえました。今回はLAで待ち時間がある予定だったのであまり心配はしていませんでしたがやれやれ、という所ですね。

結局、飛行機に乗れたのは十二時半すぎ。その頃までには空港のターミナルはものすごい数の人でごった返し。悪天候だったのでどの飛行機も着陸できない。着陸できないので誰も離陸できない(離陸する飛行機が着いてない)。よって人だらけ、となってしまっていたのです。その頃にはもう無線LANにつなげる人のキャパシティが越えていたのかもう繋がらない状態。諦めてiPhoneで接続をする事に(それでも接続は悪かったですけど)。搭乗はまず、ファーストクラスから順番に、だったのですが途中で「小さな荷物を一つしか持っていなくて前の座席の下に荷物を入れる予定のお客様、どうぞ搭乗してください」となりました。僕はその口だったのでその段階で早く乗る事に。どうやら座席上の荷物置きに荷物を入れられると搭乗に時間がかかるのでできるだけ早く乗ってもらう様に、という事らしいですがこういう事もあるのだな、と感心しました。

ようやくたどり着いた席のポケットに何やら雑誌以外の何かが入っています。何だろう?と思って見たら何とiPadとキーボードケース。オマハまでの乗客でこの座席だった人の忘れ物らしいです。これ以上荷物が増えるのも嫌だったのでそれを乗務員のおじさんに渡しておしまい。まだ離陸前だったから何とかなるだろう、という判断もしました。それから無事に持ち主の所に行ったのかどうかは全く不明ですけど…。隣の席のオバさんには「正直にえらい」と感心されました。出発したのは結局、午後一時頃。飛行機はほぼ満席。最初しばらくはエラく揺れましたがそのうち、揺れもほぼ収まり快適な飛行となりました。

ダラスに到着したのは三時頃。次の飛行機の出発時間が三時三十五分だったので僕は気が気でなりませんでした。接続の時間が短いのは僕一人ではなく、あちこちにあまり時間がない人がいたので機内放送で「一時間以内に接続がない人は接続のある方に道を譲って席にとどまりください」と言ってはいましたがほぼ効果はなかった様でした。いくらなんでも僕の前の席の人たちの九割がすぐに接続便があったとは到底思えないのですが…。まあそれもある意味、アメリカ人らしい事ですけどね。

幸い、ターミナルを変える必要性がなく、小走りで何とかゲートに到着。LA行きの便は既に搭乗を始めていました。ここでもオマハと同じ様に途中で「荷物が少ない方」という放送が入り、その段階で僕は搭乗しました。でもその後、税関で引っかかってすぐに搭乗口に来れない三十数名の乗客を待つ事になってあまり意味がありませんでしたけど…。ダラスはやはり南部で暑いので飛行機の中も暖かく、あまり気分のいい物ではありませんでしたがこればかりはどうしようもありません。幸い、離陸直前になって隣に座っていたおじさんが前の方の空いた席に移動して行ったので隣がいなくなって少しゆったりとはできる様になりましたけど。

ロスアンジェルスに到着したのは午後五時過ぎ。デルタ航空に乗り換えになるので一度、セキュリティを出る必要性があります。LAの出発時間は七時なのでまあちょうどいいぐらいの時間です。実は元々の予定ではLAで四時間ぐらいの時間があるはずだったのですがダラスで遅れたので結局、ちょうどいいぐらいの時間でした。LAの空港に来るのは初めてではありませんが、もうこれで何年も通過していません。多分、2006年頃に一度通過していはずですがそれ以来の事。実はLAの空港はなんだかゴミゴミした感じがしてあまり好きではありませんがまあ好きは言っていられません(正直なところ、LAそのものもあまり好きではないかも知れません)。

幸い、デルタのターミナルは隣の建物である事が程なく判明。その距離ならば歩いた方がバスを待つよりも早いので歩く事に。一応、パスポート確認などの為にデルタのカウンターでチェックインをしろ、とオマハで言われはしましたがパスポート確認ならばゲートの所でも十分、と判断をしてセキュリティを通過する事に。セキュリティの列もなぜかすごく短く楽でした。よくわからなかったのがセキュリティのオバさん。どう見てもベルトをしていない(外さなければならないのです)のにもかかわらず、「ベルトをしてますか?」と訊く始末。何を見てるの?と思いましたが相手は一応役人。いらない事は言わない様にしておきました。

セキュリティを通過してまずは少し食べる事にします。昼を食べたような食べてないような状態でしたし、いつ飛行機で食事になるかわからないから軽く食べておいた方がいいな、と判断をしたからです。ところがデルタのターミナルにはあまり食べる所がなく、結局、売店でサンドイッチを買ってそれを食べる事に。あまり美味しくもありませんでしたけどまあここはアメリカ。そういうものですね。

それからゲートを探してパスポートの検査をしてもらいます。ゲートでやった方が楽だろう、と予測はしていましたがその通りでした。簡単にパスポートを検査してそれでおしまい。実は場合によってはいろいろと根掘り葉掘りパスポートやビザやどういう仕事をしているか、などと訊かれる事があり、それも面倒だなと思っていただけにゲートで確認をしてもらって正解でした(オマハでは簡単にパスポートを見せるだけでした。実はオマハでいろいろと訊かれる事が多いのです)。同時にゲートで新しい航空券を発行してくれました。同じ内容の物らしいのですがおそらく、新しいのはデルタのバーコードが入っているのであろう、と思われます(が詳細は不明)。

羽田までの飛行機はほぼ満席と混んでいました。乗客の七割程度はどう見ても日本人。こんな夏休みでもない時期によくみなさん旅行するなぁと少し感心してしまいました。今回は意外にも中国人の乗客があまりいない様でした。アメリカ人もそれほどいない様でしたし…。やはりLAだと日本人が多くなるのか?という気もしました(が真相は不明。でも多分、当たらずしも遠からずと言った所だと思われます)。

飛行機は夕方出発でずいぶんと長い間、夕暮れ時を通過してようやく外が暮れてきたのが乗ってから八時間近く経過してから。少し不思議な感じでした。

Flight1
Flight2
Flight3

デルタの機内食は相変わらずまずかった。

Food

こればかりはデルタとノースウェストの統合でノースウェストに引っ張られた方だと僕は思っています…。昔のデルタはもう少しマシだったはずですから…。

今回は機内では珍しくまあまともに寝る事ができました。いつもほとんど眠れず結構辛いのですが今回は出発時間がオマハ時間に換算して夜九時。食事を終えた頃は夜の十一時過ぎ。なるほどそれは疲れているはずですね。オマハの夜の十一時って日本では午後一時になるので従来の飛行機ではもう日本にあと一、二時間程で着陸するような時間。そう考えるとなるほど、普段なかなか飛行機で眠れないわけです。そういう意味でも羽田便のこの時間はありかもしれません。まあ個人的にはもう少し早く到着する便があればもっといいのですけど…。夜の八時とかだとまだ金沢まで羽田便があるのでちょうどいいのでは?と思うのですが…。

途中で外をふと見ると月が浮かんでいました。きれいだから一枚撮影。

Moon1

羽田での入国も通関も本当に楽でした。なんと三十分以下で終了。あっけないものです。まずは宅急便で荷物を送る手配をして身軽にしてそれからホテルに電話をして迎えにきてもらいます。何と、安いホテルのわりには無料で羽田まで送迎してくれるのですから大したものです。部屋はまあベッドにバス、トイレの付いた普通のビジネスホテルの部屋。でもこれで一晩程度なら何とでもなります。無事到着でやれやれという所です。明日は朝に東大の学生の子と待ち合わせ。それから午後の飛行機で金沢に帰還です。

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