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2013年7月16日 (火)

(不本意ながら)休暇延長…

本来ならば今頃はアメリカからブログを更新しているはずなのですが、まことに不本意ながら休暇を延長せざるをえない事態になってしまい、まだ金沢にいます。

事の発端は五月の頭。ちょうどヨーロッパからの出張から帰ってきてすぐの頃です。諸般の事情で(未だに)就労ビザでアメリカで働いている僕。現行のビザが今年の六月の半ばに切れるので大学の法律事務の方に連絡を取り、新しいビザを申請してもらう事にしました。僕の方でしなければならない手続きは大した事もなく、基本的には移民法を専門にしている弁護士に丸投げ。今回は前回と違う新しい弁護士の方です(大学が斡旋してくれるので特に理由がない限りはその弁護士を使う事にしています。そもそもまあみなさん普通はほとんど変わらないらしいですし、僕の書類を扱うと言っても別に僕が弁護士に料金を払うのではないですから大学の好きにして、と思っているのです)。

まあ滞りなく書類を提出して待つ事しばらく。六月の頭になってからメールがその弁護士から届き、書類不備があったから送って下さい、との事。こちらはその日に処理。それとともに六月の末からしばらく日本に行く、という事を返信メールに書いて送信。翌日、「それはちょっと問題が…」との事。以前、僕がビザ更新をした時は期限切れ前には書類が届いたので考えもしなかったのですが、今回は日本に戻る前にビザ関係の書類がこのままでは届きそうにない、との事。

ではどうすればいいか?と尋ねたらアメリカの移民局にお金を払って優先手続きに変えてもらえば二週間以下で書類手続きしてもらえる、との事。本来ならば大学と交渉して大学に払ってもらうべきなのかもしれませんが、そういう事をするとそれだけで二週間ぐらいいろいろともめて滞るので自腹を切る事に。その日のうちにお金を納めに行ってきました。その時の交渉で書類が届いたら日本の住所(金沢の兄のところ)、もしくは大学のオフィスに送る様にお願いをメールでしておきました。

で、日本に来て数日後の金曜日に書類の許可が下りたので弁護士の手元に届き次第送るね、とのメールが来て一件落着、と思っていたのですがいつまでたっても書類が届きません…。郵便で送ると一週間程度時間がかかるので一週間待ってもまだ手元にありません。途中でアメリカの独立記念日を挟んでいるのでその分よけいにもう一日待ってもまだ手元に書類が届きません…。この段階でおかしい、と思って弁護士にメールを送って尋ねる事に。

二日程経ってから弁護士のオフィスの事務の人から「おかしいですね、七月二日にあなたのオマハの住所に送りましたけど」と返信が来ます…。は?オマハの住所?あの〜、今、休暇中で日本にいるのですけど…。しかも優先手続きに変えてもらったのは元々、日本に行くからでしょう?しかもその内容はメールで僕がしばらく前に書いたし、あなた(弁護士)かのそのメールの返信には僕の元々のメールも含まれている、という事は「メールを受け取っている」という証拠なのですけど…(まあ読んでないかもしくは忘れているのかもしれませんけどね)。

つまりは向こうのミスで間違えた所に届けられてしまったのですね。まずい事に、僕は一人暮らし。従って誰かに郵便を転送してもらう事は簡単にはできません。実はアメリカでは留守の間に郵便を一時的に止めておく事ができるので今回も当然のように、郵便を郵便局にお願いして止めてありますし…。

とりあえずボスにメールを書いて事情を説明する事に。それとともにいくつか手を尽くすことに。まず、アメリカの郵便局のウェブページで判明したのは郵便の一時停止は変更ができるらしい、という事。その金曜日から郵便を再開してもらいました。それとともに僕の家の鍵を持っている友人にメールを書いて郵便を週末の間に回収してうちの学部の事務の人に月曜日に渡してもらう様にお願いをします。それから事務の人にメールを書いて事情を説明して月曜日に僕の郵便のなかから弁護士からの書類を見つけてそれをFedEx(アメリカの最大手の宅急便会社)で日本まで送る様にお願いをします。

それが先週の金曜日ぐらいだから十二日頃の話。それから今度は航空券をなんとかしなければならないのでまずは航空券を購入した旅行会社に電話。今回はExpedia.comから購入したので調べてみたらどうやらExpediaジャパンの電話番号にかけても大丈夫そうな事が書いてあります…。と思ってかけたら「別会社ですからアメリカの方にお問い合わせください」との事。やれやれ、話が違うぞ、と思いながらもアメリカに電話をする事に(こちらはスマホでアメリカには無料通話可能だったりして)。

インド人のお兄ちゃんのわからない英語と格闘しながら結局、航空会社に問い合わせる事に。今回はデルタ航空だったのでデルタの日本の番号を探してかけてみます。二十秒で十円というなんだか釈然としない通話料金を課金される番号だなぁ、と思いながらようやく繋がります(その間待つ事一分以上…。なんか間違っているような気が…)。

ところがこの電話の向こうのお姉さん、どうもなんとなくトロい。しかもどうやら言われた通りの事しかできないらしく、旅行日を変更したいけどいつになるかわからない、などという事には対応ができない、という事を言い出します。それでも航空券によっては変更すらできない物もあるので、確認を、との事で保留。待つ事数分。「ただいまたいへん混み合っていて…」との事。それでもその確認をしなければどうにもならないでしょう?と僕が言うとまた保留。更に待つ事数分、ようやく「変更ができる種類ですね」との事。変更料金が250ドルに差額があれば差額分、とのこと。それからまず「新しい出発日までにご連絡を頂ければ」と言われたのですがその三十秒後に「出発日までにご連絡を」と言う始末。その段階で僕は「ちょっと待って下さい。この出発日って一体、どの日の事ですか?」と尋ねた瞬間に電話回線が落ちてしまう事に。

どうしようもないからまたかけ直し。今度出たのは(当たり前ですが)山木さんという親切な女性の方。先程までの事情と現状を説明してまたまた保留。それから「お客様の言われる通りですね。で、この出発日って本来の出発日、すなわちこの場合は十六日になります」との事。それはどう考えても無理。そもそも、うちの学部の事務の人が書類を僕の所に転送するのはアメリカの月曜日、という事は日本の火曜日、すなわち十六日の朝…。「無理です」と言うとこの山木さん、「あの、失礼ですけど、どういう事情で十六日に乗れないのでしょうか?」とのこと。まあ別に隠すような事ではないのでかいつまんで簡単に説明をしたら「そういう事情ですか。少々、お待ち下さい」と言われてまた保留。待つ事数分、「たいへんお待たせしました」と戻ってきて「上司と相談しましてビザ関係の理由であれば、今回だけ特別に何とかします」との事。結局、十六日を過ぎても今回は特別に変更を認められる事にして頂けました。まあ体裁としては元々の航空券をキャンセルして十月頃の航空券にすり替えてそれを変更してもらう、という事をしている様ですがそれでもどう考えても片道航空券を買うよりは(最悪片道航空券だな、と僕は踏んでいました)安いはず…。いやはや、同じ会社の電話でも人によってエラい違うな、と思いました。

それから次に全日空に電話をして小松ー羽田便をキャンセル。こちらは単純にキャンセルしてだいたい、半分ぐらいお金が戻るとの事。こちらの方はもうあっけないぐらい簡単に終了。さっきまでのデルタ航空とのやり取りは何だったのだろう?と思うぐらい簡単でした…。それが終了してからようやく同僚や友人達にメールを送ってちょっとオマハに戻るのが遅れる事を教えておきます。

で、日曜日の晩に合鍵を持っている友人からメールが来て「郵便物を回収しました。月曜日に事務の人に渡しておきます」との事。それから今朝(火曜日)の朝にうちの事務の人から「さっき送った」との事。やれやれ、ようやくこれで何とかなりそうです。僕の手元に書類が届くのはおそらく金曜日辺りのはず…。まあそうなると来週の頭頃に大阪の領事館へ行き、それからようやくアメリカに戻れる事になるので出発は…、多分月末頃のはず…。やれやれ。ともあれ、そういう何やら不本意な事情でもうしばらく日本にいる事になってしまいました。

まあダメもとで弁護士には航空券変更手数料にあたる250ドルは請求してみるつもりでいます。本当は多分、差額があれば差額も徴収するべきなのでしょうがこの先、同じ弁護に依頼する事もあるかもしれませんからあまり欲張らない方がいいかな?とも思っています。まあしかし、本来なら多分、手数料に差額にその上で慰謝料もおそらく簡単に徴収できるのだろうな、と思われますがまあ欲張る程の事でもありません…。でも今回のこの変更は余儀なく行われさずをえなくなってしまったのでまあ手数料程度を徴収してもバチは当たらないのではないか?と思うのですが…。

え?でもどうして今回無理にでもビザの更新をするのかって?だっていずれそのうちにしなければならないし、そうしないと今度はヨーロッパに出張も難しくなるからです。早ければ十月頃にまたスイスに出張に一週間程行かなければなりません。ところがビザの問題をちゃんとしておかないとアメリカに入国できなくなってしまいます。以前はジュネーブのアメリカ領事館でもビザを発行していたらしいですが今では首都のベルンまで行かなければならない上にたしか即日ではくれず、一週間待ちだとかいう話。つまり、秋休みにぱっと行って、という事は無理。そうなると時間のある夏のうちがちょうどいい、となるのですね。まあそういう理由もあって無理にでも夏の間に片付けておきたかった事の一つです。いつになったらアメリカに帰れるのかなぁ?と少し不安になってしまったりもしますけど…。

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