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2013年10月 2日 (水)

LTEにアップグレード

前にも書いた様に、僕はiPhone 5にMVNOのSIMカードを差して使っています。利点としてはまず月々の料金が安い事。実はAT&Tの半額程度とかなり安く、iPhone本体を買い取っているにもかかわらず一年ちょっとで元が取れる計算になります。またそうする事によって必要とあれば別のSIMカードを自由に使う事ができるのでスイスや日本で電話番号を持つ事ができる、という他の利点もあります。

欠点はまず初期費用が大きいこと。これはiPhoneを買い取っているので仕方がありませんが長い目で見れば節約しているのでとりあえずは我慢できます。もう一つの欠点はLTEを使う事ができず、3Gもしくは4G(HPSA+)しか使う事ができず、遅くはないけど早くもない、という状況でした。もっとも家か職場という無線LANの整った環境で九割以上の時間を過ごすのでそもそもパケット通信をあまり使わない、という事もありLTEが使えないという事はそれほど気にはしていませんでした。

しかし先日、iPhone 5sの発売少し前にまずはAT&TのプリペイドサービスがLTEをサポートし始めました。一応、念のために料金を確認したら今のMVNOよりも少し高い…。ふ〜ん、どうしようかな?と思っていたらそれから二日程してから僕が使っているMVNOがLTEのサポートを始めた、とのニュースが流れてきました。しかも料金が全く同じ…。二日程傍観していたのですがどうやらSIMは新しい物に変更しなければならないらしい、と判明。更に実際に切り替えた人たちの体験談をネットで読んで新しいSIMへの移行も簡単、と判明。これは、と思っていたのが先週ぐらいの話。

このMVNOはAT&Tのネットワークを使うのでではAT&TのLTEはどのぐらいオマハで繋がるか?という問題もあるので先日、その事をAT&TのiPhone 5を持っている友人に訊いてみたら「まあだいたいどこでも最近はLTEで繋がるよ」との事。それから数日考えて結局、ネットで新しいSIMを注文する事に。

待つ事二日、先日、ようやく新しいSIMが届きました。その日は色々と忙しく何もできなかったのですがその翌日、開通手続きをしました。まず、届いたSIMはマイクロSIMなのでナノSIMに切る事から始まります。SIMカッターに差して切ってからサンドペーパーで少し厚みを減らして面取りもします。それからiPhone 5でこれまで使っていたSIMをまず取り出してマイクロSIM用のアダプターに差してからiPhone 4に入れます。そうする事によって古いSIMから新しいSIMに切り替わる時にすぐに作業できる様になるからです。同時に新しいSIMをiPhone 5に差し込みます。

それからコンピューターでMVNOのページに行き、僕のアカウントにログインします。すぐに「新しいSIMに変更する」という項目を見つけて手続きをします。すると「従来のSIMが使えなくなって新しいSIMが使えるようになったらまずは電話をかけてみて下さい」との事。両方を用意して手続きをして待つ事二分程。iPhone 4の方が使えなくなってiPhone 5の方が使えるようになりました。そこでとりあえず職場のボイスメールに電話をかけてみたらちゃんと繋がります。

ではパケット通信は?と思って見ると表示は4Gのまま…。室内だとLTEになりにくいのか?それともこの辺りはまだLTEに切り替わっていないのか?と思いながら庭先に出てみて待つ事数分。ようやくLTEの表示になりました(その後、家の中でもLTEの受信が可能と判明。ただ単に時間がかかっただけでした)。では、と思って早速速度を計測してみました。その結果がこちら。
Speedtest
左から4G、LTE、無線LANの順番です(まあ左上をみればわかるか)。下りの速度は家の無線LANより少ししか遅くなくて12.35Mbpsという速度。無線LANでは13.08Mbpsなので大した物です。しかもこれまでは6.77Mbpsだった事を考えると雲泥の差です。調べてみたらこの数値はまあAT&Tでは普通の数値の様です。またこちらの記事を見る限りではまあこれは東京ででdocomoなみの性能、という事が言える様です。でもよく結果を見るとやはり無線LANと比べるとpingが68msから125msと倍近い数値に増えているのでSkypeなどには向いていないのか?という気がしないでもありませんがこれはそのうち実際に実験してみるしかないと思われます。

では家以外の所ではどうか?僕が普段、行く範囲内でも計測をしてみました。まずは職場。残念ながら、職場でLTEを受信できないわけではありませんがそれがなかなか簡単ではなかったのですが取れた結果が下りが12.22Mbpsなのでまあ家とあまり違いません。もっとも職場では無線LANが充実しているので必要がないという話もあります…。他に試してみた所はいつも行くスーパー。こちらでもLTEが使えました。下りの速度が14.68Mbpsだから家や職場よりも少し速いですね。しかし、スーパーでそれほど使う必要があるとは到底思えません…。そもそも、僕はスーパーでは必要な物を買っておしまい、という事をするのでうろうろするという事がありませんし…。

ところでこうやってあちこちでネットワークの速度を計っていて面白い事に気がつきました。実は職場の無線LANの速度が意外に遅い、という事です。職場には二つの無線LANが存在します。一つはゲストネットワークで本来は使用を推奨されていない方で例えば僕のiPhoneやラップトップは基本的にはゲストネットワークを使う事はありません。もう一つの方は僕の大学のログインで認証して使うものなのですがこちらの無線LANの速度が意外と遅く、多少のばらつきはあるものの日中に計測するとだいたい2Mbps程度。自宅よりもかなり遅いです。まあそれはある程度は予測していた事なのですがゲスト用のネットワークの方が場合によってははるかに快適な事もある様で、ゲスト用では午後に計測したら最大で14Mbps、遅くでもだいたい5Mbps程度の速度が出ました。おそらく、ゲスト用のネットワークはあまり利用者がいないから速度がある程度出るのだろう、と思われますがこれでは本末転倒だな、と思われます。ただ、やはり利用者の数に大きく左右されるようで、朝の七時前にネットワークの速度を測ってみたら60Mbpsとか41Mbpsとかものすごい数値がでました。

さてこれは本当にたまたまの事なのですがLTEに変換した翌日の昼頃から家のケーブル・インターネットが何時間も使えない状態になってしまう事がありました。最初はそのうち戻るだろう、ぐらいに思っていたのですがいつまで経っても復旧しないのでiPhoneを使って調べてみたらなんとオマハはもちろんの事、Coxケーブルではあちこちで使えない状態にアメリカ中西部全域でなってしまっている様でした。これもiPhoneがあるから判明した情報でそれはそれで重宝しました(しかしまあ六時間も使えないというのもどうかと思うのですが…)。

残念ながらLTEが使える様になって利点ばかりではありません。LTEを使い始めてすぐに気がついたのはコンピューターのスピーカーに明らかなノイズが入る、という事。そもそも、僕の携帯電話は長年、GSM方式なので時々、モールス信号の様なある特定のノイズが入るのですがこれはしょっちゅうという物でもありません。ところがLTEになったら下手をすればノイズがなりっぱなしになります。わりとすぐにLTEからの干渉だとわかったのでまずはコンピューターとスピーカーを繋ぐケーブルを同軸ケーブルに交換したら若干、ノイズが出にくくなりましたが結局、スピーカーを交換してみたらあっけなくノイズがでなくなり、スピーカーが以前から使っていたヤマハ製からInfinity製の物になりました(どちらも家に転がっていた余ったスピーカーです)。考えてみたらヤマハのスピーカーは二十年近く前に購入された物なので携帯電話への対策がなされていないのに対して(そもそも、ノイズがスピーカーから発生していた様です)このInfinityのスピーカーは五年ぐらい前の物なのでもしかしたら携帯電話のノイズ対策がしてあるのでは、と思ったらやはりそうでした。なるほど、そういう設計の違いがあるのだな、と感心。まあ当たり前と言えば当たり前の事なのですけどね。

他にもバッテリーの持ちがよくないらしい、という話を聞きますがこちらはしばらくは検証中、となりそうです。もっともこの二日の間に確かにバッテリーの持ちは悪い様な気がしますが同時にLTEの速度計測を頻繁にしたのでそれもどうだかわからない、というのが今の所の実情ですね。

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