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2013年11月26日 (火)

家の鍵

僕の家の鍵は使いにくい鍵です。鍵はデッドボルトと言われるドアノブとは独立した閂がメインになっています。実はこの鍵、僕の家は外側も内側も鍵が必要なタイプなので鍵を内側からかけるのが面倒くさい。そこで家にいる時はドアノブの上側についている内側からだけ使える(外側に鍵穴のない)デッドボルトを使って普段は鍵をかけています。それはそれでまあいいのですが問題は鍵が古いのか鍵がなかなか回せず、外から鍵をかけたり開けたりするのがちょっとたいへんです。

この写真は玄関のドア。お分かりでしょうか?デッドボルトは内側も外側も鍵がひつようなのが?

Door1
Door2
Door3

その為にずいぶん前から鍵を交換してはどうか?と考えています。今の家は友人から借りています。友人から借りている利点の一つがある程度は家の「改造」をしても許される、という事です。その一番の物がおそらくサーモスタットを交換した事とホームオートメーションの導入かと思います。その一環として春頃から目にする様になってきたのがスマホと連動したスマートロック。

実はスマートロックその物はずいぶん前からアメリカには存在していました。こちらなどがその例ですね。実はこの手の鍵の導入も考えてはいたのですが春頃に次々とスマホと連動したスマートロックが出てきました。この記事に書かれているうち、Schlage Nexiaは以前からある物で毎月いくら、とかかるので最初から考慮はしませんでしたが、他の四つは候補として全部考えてみる事にしました。

取り付けが一番簡単なのがLockitronなのですがよく調べてみたら僕の家で使われている様な両側で鍵が必要なデッドボルトでは使えない様です。そうなると鍵を交換しなければならないのでそれならばどれでも条件が同じ、となります。

デザイン的に僕はどうしてもGojiが好きになれなかったのでこちらも候補から外しました。誰が帰ってきたかなどという事を表示しなくてもいいと思ったからです。発表が一番最後だったのも値段が高いのも問題だな、と思ったのもあります。

そうなると候補はKevoAugustの二つになります。実はAugustは外側はそのままで内側のみを交換して、という事らしくいろいろと調べた結果、結局、Augustの場合も新しい鍵を調達しなければならないらしい、とわかりました。そういう意味で結局、ではKevoにしようか?と思い始めたのが夏頃の話。またKevoはKwiksetという鍵の大手の会社である事が判明。大手の方が将来的にもよくないか?という事もありました。更に、KwiksetはSmartKeyという鍵屋さんを呼ばずに自分で錠の鍵を別の鍵に交換できる、という事ができる事が判明。これは便利かも、と思って少し調べてみたら今の鍵はWeiserという会社の鍵。別会社か、と思っていたら実はWeiserとKwiksetは親会社が一緒なので鍵の形も一緒だと判明。そうなるとおそらくKevoでも同じ鍵が使えるはず、となりました。

その段階ではどの鍵も発売されていません。まあこれまでずっと使いにくいながらも古い鍵を使っていたのでまあもうしばらくはいいか、と思っていた所ようやくLockitronとKevoがもうすぐ発売らしい、という話を聞く様になって来ました。この段階でまたもう少し調べてみたらドアベル兼、ドアカメラのDoorbotがLockitronと連動するらしい事を知りました。また、Lockitronの内部には加速度センサーがあるのでドアベルを鳴らさずにドアをノックされても対処ができる、という利点もあり、それはそれで面白い、と思いました。

同じ頃のある日、ガレージのドアの鍵をよく見てみる事にしました。実はガレージの鍵はずっと調子が悪くてまともに使えない状態だったのです。具体的にはデッドボルトをすると外から鍵を外す事ができない。それはそれで普段はガレージのシャッターを使うので問題は特に無いのですが停電の時などにガレージのシャッターを開けられないとガレージにも入れなくなる、とある程度の問題があったのです。その時に気がついたのはガレージのドアは普通のデッドボルトである、という事。

そう言う事も考えて最悪の場合はガレージに導入するつもりでLockitronを注文しましたが、注文した順番に出荷される、との事で僕の出荷は十二月の半ば頃の予定…。エラい先の話だな、とも思いながらもまあ気長に待つ事にしました。

そうこうしているうちにKevoが発売されました。さすがに大手の鍵の会社の製品だけあってこちらは大量生産されているのか品薄という事もないようでその上で評判もまずまず。そこで結局、家の玄関に使う事にしてアマゾンから注文をしました。Kevoはネットに繋がってはいなくて登録したiPhoneを鍵と認識する様になっているので外部からハッキングされて、と言う事もないはずです。

そのKevoが届いたのがしばらく前の月曜日。その日はたまたま寒い日でしたがその晩のうちに交換しました。鍵の交換は初めてでしたが交換の手順を調べた限りでは難しい事ではなさそう。話を聞けば唯一問題があるとしたらデッドボルトの入るドアフレーム側の穴の位置がずれていたらその分の調整をしなければならないから難しくなる、との事。幸い、その問題もなく十分程度で交換が終了。それだけではあまり意味が無いのでまず僕のiPhoneを登録して鍵の代わりになる様にしました。実はその為にはある程度、調整をしなければならないのですがそれに何度やっても最後の最後で受け付けてくれません。が、そのままの状態ではどうだ?と思ってテストしてみたらちゃんと使えるのでとりあえず、今の所はこれでいいや、という事にしました。実際に使ってみた所はまあまあ。鍵をいちいち取り出さなくてもいいのは魅力的な話です。個人的には自動的にしばらくしたらロックしてくれないのも好きです。自動ロックだったらもし庭までiPhoneを持たずに出たら、という事が気になっていたのですがその心配もありません。

それと同時にLockitronの方は可能であれば家の横側にある勝手口に取り付ける事にしました。もちろん、Lockitronは内側も外側も鍵が必要なデッドボルトには取り付けられない事が判明しているのでまずはデッドボルトの交換をする事にしました。デッドボルトを交換してから玄関も勝手口の両方のデッドボルトの鍵を新しい物に交換しました。調べてみたらデッドボルトの製造元のKwiksetが新品の鍵を四つセットで売っているのでまずはそれを購入。それから勝手口のデッドボルトを交換してそれから新しい鍵に玄関も勝手口も合わせました。これによって手元にオリジナルの鍵が存在する様になりました。残りの三つの一つは合鍵を持たせている友人に渡して別の一つを大家に渡して最後の一つはスペアで保管する予定です。

肝心のLockitronの方は出荷が遅れているらしい、という情報が入ってきているのでいつになる事やら、という所ですがそれでもとりあえず、これで家に出入りも簡単になりました。これまでは鍵が古いためか鍵を開けるだけでエラい苦労をしていたのでどうしてもっと早く交換しなかったのだろう?と不思議でなりません…。

ドアにガラス窓がついている事から防犯の観点からはこれまで使われていた両側で鍵が必要なデッドボルトの方が「安全」なはずなのですがでもよくよく考えてみると必ずしもそうではありません。プロの泥棒ならどんな鍵がついていても侵入をして来るから実はあまり意味がありません。ましてこれまで使われていた鍵の様に開け閉めが難しいとなると住んでいる僕にも迷惑。火事などの時に急いで家を出る時にも困難になる事が予測されます。実はアメリカには市の条例で両側から鍵が必要なデッドボルトを全てのドアに取り付けるのを禁止している所もあるそうです。オマハでもこの手のデッドボルトの為に火事の時にエラい目にあった方がいるらしいです。

この記事に出ている鍵屋さんはよっぽどの事がない限りはこの様に両側から鍵が必要なデッドボルトは取り付けないそうです。僕の家の場合はどちらの扉も両側から鍵が必要なタイプのデッドボルトだったので不便と言えば不便でした。もっとも、実際の所はどちらの扉にも鍵穴がない内側から閉じられるデッドボルトがもう一つあって、家にいる時はそちらのデッドボルトを使っていました。勝手口に至ってはその内側のみのデッドボルトを使って内側から鍵をかけていただけなので考えてみると外から侵入しようとしたらドアにある大きなガラスを割れば簡単にドアを開ける事ができる状態でした。そう考えると従来の両側に鍵が必要なデッドボルトを普通のデッドボルトに交換したのとあまり違いがない。それどころか外から鍵を使って中に入る事が不可能ではなくなった分、使い勝手は向上した、と考えられます。あとはLockitronが届けばもっと便利になるのですが…。

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