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2013年12月25日 (水)

ドアカメラ(その2)

ドアカメラについて先日書きました。今回はその続報です。先日の記事を書いてから一週間程してからDoorbotから「十二月九日を含んだ週に発送します」とのメールが届きました。もちろん、ここで落とし穴になるのがこれは決して九日に発送ではなく、九日から十五日の間に発送される、という事です。まあそれでも発送されているのは確かだからいいか、と思ってはいました。発送の方法は郵便…。実は郵便はある意味で一番信頼がならない物なのでまあいつ届く事やら、ぐらいに僕はその段階で思っていました。

実際に発送された、というメールが届いたのは十二月十二日の夜。僕は発送されるのが十四日だと思っていたのでまあ早い方と言えば早い方ですね。もちろん、十二日の夜に「発送」されているわけですが実際にそんな時間に郵便局が開いているわけがなく、その時間に翌日発送させる為に封筒に入れて追跡番号が決まった、という事だけです。従って、実際の発送は翌日、十三日の事。

さすがにクリスマスが近いこの時期は郵便局もわりとちゃんと仕事をしているらしく、追跡を後から見てみると日曜日にも荷物が動いている事がわかります。クリスマス近くになると郵便局も忙しくなるので日曜でもちゃんと働かないと追っ付かないようです。実は週末をまたいでいるので僕は到着が火曜日の十七日ぐらいだろう、と思っていたのですが週末で動きがあったので僕の手元に届いたのは月曜日の十六日の事でした。

それまでの間に実際にDoorbotを受け取った人たちがFacebookに書き込んでいるのを読んでまあまあの状態になっている事が明らかになっていました。例えば、こちらは前のビデオと同じ人の動画です。

 

これを見る限りではだいたいDoorbotを押して画像が出るまでだいたい14秒程かかっています。まあ頭に来ない程度の時間ですね。実際に誰かがドアベルをならしてドアまで来るまでかかる時間と大差はないかと思われます。

この14秒程度という時間はまあ妥当な線で、Doorbotのビデオでもその確認ができます。

 

こちらもだいたい同じぐらいの時間がかかっています。

僕のDoorbotを取り付ける前に設定をして家の中でテストしてみたら14秒以上の時間がかかります…。それでも一度、接続ができたらまあまあの感じなのでまあいいか?と思って実際に外に取り付けてみました。

Doorbot1
Doorbot2

ところが外に取り付けて使ってみたらこれがほぼ使い物にならない状態で半分ぐらいはこのような画像がiPhoneに出てきます。

Doorbot_video1

これでは誰が来たのか全くわからずほとんど意味がありません。しかもドアベルが鳴ってもそのままアプリが反応しない時がある程度ありますし…。それでもこれはまだましな方。実は場合によってはこの状態で全く画像がない事もあります。

Doorbot_video2

僕の場合は家に入ってすぐに無線LANのルーターがあるのでWifi信号の問題ではありません。同じ様な話はFacebookやネットでもたくさん書かれていますが、相変わらず、サポートはあってない様な物らしく、サポートのメールを書いても梨の礫という場合がよくある様です。Doorbotの方では新しいファームウェアを出すから、との事ですがそのファームウェアが本当に更新されているかすらわかりません。実はユーザーがファームウェアを確認する手段がないのです。したがって更新がされているのかされていないのかもわからない状態になっています(僕の推測では更新されていないと思われます)。またiPhoneのアプリの方も動作がもっさりとしていて遅い。これもなかなか画像が繋がらない理由の一つかと思われます。

確かに誰かがボタンを押してそれがまずDoorbotのサーバーに行ってそれからiPhoneに通知が来る、といういささかややこしい仕組みになってはいますがそれでも一度接続をすればその後はそれほど大した時間がかからないはずです。例えば家にセキュリティで取り付けてあるウェブカメラ、アプリさえ起動してあればものの四秒程でクラウドサーバーを通過してリビングルームの画像をDoorbotよりももっとちゃんとした画像で見る事ができます。アプリが起動していなければだいたい14秒程度とそれこそDoorbotと同じぐらい時間がかかりますが格段にいい画像です。どちらも640x480の解像度で同じ大きさの画像なのでそう考えるとやはり問題は家のネットワークの問題ではなくてDoorbotの性能、およびクラウドサーバーの問題かと思われます。サポートの対応が悪い事なども考えると前に書いた時にも触れましたがやはりDoorbotの運営の方での問題があるのでは?と考えてしまいます。

ちょっと日本語訳がある様な無い様な状態なので英語の元ネタで失礼させてもらいますが、CNNはこの手のKickstarterなどの資金調達での製品についてこの様に書いています。一年程前に書かれた記事なので少し古いのですが要するに八割以上のKickstarterのプロジェクトは予定よりも遅れて製品を出荷している、という事です。単純に言えばその問題は多くの場合は製品のアイディアを持った数名の人たちが製品のプロジェクを立ち上げて資金をKickstarterで調達したはいいけど思ったよりも製品化はずっと大変でしかも予想していたよりも多くの人たちがプロジェクトを支援する。でも支援する人が多ければ多い程製品を多く作らなければならず、もっと大変になってまたサポートも必要になりビジネスとしての方向性も考えなければならなくなる。でも元々はそこまで成功すると思っていないからビジネスをどの様にすればいいかもわからない、という事が多い様です。

実際、Doorbotなどは本当にそのパターンだと思われます。もちろん、Kickstarterはウェブストアではないので同じ様に考えてはならない、という大前提があるのですがそれにしてもビジネスとして考えるとお粗末。Doorbotの場合は大々的にビジネスとして展開させるつもりがあるようなのでその辺りの認識はやはり低いな、と考えてしまいます。Doorbotによればサポートに人を何人も雇ったとの事ですが相変わらずサポートがない事に関してはいろいろとFacebookに書かれています。その一部は発送、配達に関わる問題なのでこれは郵便局の問題だからともかくとして(特に外国への発送で問題が多い様です)使い物にならない画像の問題は僕も含めていろいろな人が気になっている様です。

どちらにしてもこのままの状態では事実上使い物にならないので早急に改善をして頂きたい、と思っています…。

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コメント

続報かなり詳しく紹介して頂いて助かります。
この手の商品は日本で発売されないののが残念ですね。
使えないのは実際回線速度の問題とかではないのではないかと思いましたがどうでしょうか?日本の光回線やLTE回線だったらうまくいきそうだなと思いましたが、まだ買う勇気がないのが現状です。パナソニックやアイフォンが作ってくれるといいんですけどね。
また、時々寄らせてもらいます。^^

いえ、これは回路の速度の問題では基本的にはありません。家の中に防犯用にいくつかウェブカメラを設置してあり、それらもDoorbotと同じVGAカメラなのですがそれがまあそれなりの画質で外から見れるのにDoorbotはかなり画像が悪いです。どちらの場合も一度、サーバーを経由してとなるのでまあ同じ。Doorbotの場合はDoorbot側のサーバーの処理能力が不足している可能性があります。
また方法としてはDoorbotのサーバーを単なるリフレクタにしてしまえばどうか?とも思うのですがこればかりは僕個人ではどうしようもありませんから…。

実はこの記事を書いて間もなく新しいファームウェアになって若干、改善しましたがそれでも画像は相変わらず悪いです。どちらにしてもちょっと考えられないぐらい品質は低いと言わざるをえません。特に、日本の様に製品がちゃんと作られていてサポートもしっかりしている、と言うのが常識な国では買ったら絶対に頭に来ます。

ただ、日本ではアイホンという会社が既に似た様なシステムを販売しています。アンドロイドしかアプリがないのが問題と言えば問題ですけど…。

https://www.aiphone.co.jp/products/complex/mobile/android_app/

でも日本製だから性能はまあ普通かと思われます。

じゃ、まだしばらく買うのはやめておいた方がよさそうですね。
アイホンのは外出先で見れないので候補から外しました。
私は出張族なので家の者だけでは心配ですからやっぱり外出先で確認できるものが欲しくて、動画じゃなくても音声だけでもいいんでそういう製品がでてくるといいですね。

ああ、なるほど、そういう事ですか。確かにアイホンは外からは見れない様ですね。
Skybellもようやく出荷が始まったと聞いています。ただ、Skybellは低電圧の交流電源(12V程度の交流。アメリカではよくドアベルに使われているのです)が必要なので日本では導入が難しいかも知れません。Doorbotはそういう意味では電池が内蔵されているので楽は楽ですね(もっとも僕は家のドアベルの電源につなげましたけど)。
画質が悪いのはおそらくネットワークの帯域を押さえるのに動画のビットレートを極端に下げているからかと思われます。またフレームレートも同じ様に低くされています。それでかろうじて見れるかどうか、というレベルなのでおそらくビットレートがだいたい200-300kbpsあたりに設定されていると思われます。どのcodecを使っているかにもよりますがこれがH.264だとだいたい一分間あたりせいぜいで300KBなので実は全然、3G回線でも大丈夫なレベル。もしかしたらハードウェアの方で問題があるのかも知れません。
どちらにしても今のところは「無いよりましだけどおもちゃ」というレベルですね、残念ながら。

色々とコメントありがとうございます。
これから防犯分野で発展してくれることを期待して待っていたいと思います。

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