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2013年12月 2日 (月)

感謝祭の週末(2013年)

今週末は木曜日からこっち感謝祭で基本的にお休みでした。感謝祭については以前にも何度か書いています。まあアメリカに最初に移住してきたピルグリムたちの収穫を祝って、との事です。現代アメリカではそういう宗教的な意味は薄れてきて年中行事の一つで家族が集まってディナーを食べて一年の事を感謝する、という意味合いの日ですね。

僕は今年も例年の様にBS師匠のディナーに参加しました。今年のディナーの会場は師匠のお宅ではなく、息子さんのJさんの家ででしたけど。

実は何年か前にも感謝祭のディナーはJさんの家で行われました。あれはまだヨーロッパに行く前の事だったから2007年ぐらいの頃だったかと思います。そう言えばその時は研究グループの当時のポスドクのロシア人に頼まれて珍しく僕がゲストを連れて行く事になりました。そのロシア人、感謝祭に行く所が特になくてそれはそれであまり気にしていなかったのですがその時に「絶対行きたくない所」から誘いがかかってしまったので口実として行き先が必要、との事で無理に無理を言ってゲストの僕がゲストを連れて来るという事に。まあそれはそれで面白かったのですけど。

今年の感謝祭はずいぶんと遅くて翌週(というかこれを書いている今日は既に)は十二月。感謝祭は十一月の第四木曜日と決まっているので暦の関係上仕方がない事とは言え、クリスマスまでの間が一ヶ月もない短い間隔です。感謝祭が過ぎたらもう学期の終わりは目前となります。今週は授業がありますが来週はもう試験のみ。忙しい日程になってしまいます。

さて、感謝祭の前日は一応、大学は通常業務をしていたのですが実際の所はやって来ない人が結構多く、開いているのか開いていないのかわからない状態でした。これはまあ毎年の事。そもそも、教職だと教えなくていいのでやって来ない人が多い上に非教職でも祝日の辺りに休みを取る人も多いのでまあ一応、業務はしているよ、と言った程度。うちの事務の人も朝、しばらく来ただけでした。僕はまあ仕事があったので午後過ぎまでそのまま。でもさすがにその日は四時ぐらいに引き上げる事に。

感謝祭当日は午前中に少しだけ職場に行ってから昼過ぎにディナーの会場となるJさんの自宅まで行く事に。今回の面子は師匠と奥様にJさんと奥様と僕の五人。これに時々、Jさんの奥さんのお兄さんとかが加わったりする事もあるのですがこれが「普通の」面子。メインは当然の様に七面鳥。やはり感謝祭には七面鳥が普通ですね。それにマッシュポテト、サツマイモのマッシュポテト、サヤインゲンのキャッセロール、とまあ普通の感謝祭の食事でした。あとから考えたらでもトウモロコシとスファッフィング(パンを使った七面鳥の詰め物。ただし、近年は楽にしようという考えと衛生上の問題から実際には詰めずに別に調理する事が多い)が今年はありませんでしたね。

七面鳥はローストが普通です。近年では七面鳥を丸ごと唐揚げにするという事もあるそうですが大量の油を使って大きな七面鳥を揚げる事になるので結構、危険らしいです(僕は食べた事がありません)。調理した後の油の処理も半端ではありませんし(この国には油を固める凝固剤などという物が売っていないのです)。一度、油の処理をどうするのかという事を友人に尋ねてみたら「ピーナッツオイルを使って後は庭の片隅に撒いておくんだよ」との事。なんでもピーナッツオイルは食用油の中でも分解がされやすいのでそうやって処分しても春には分解されてなくなってしまうとかいう話です。

七面鳥って大きいので一人ではちょっと食べるのが無理、というか一度調理したらいつまでもある事になるのでさすがに七面鳥のローストをした事はありません。が、一人で頑張ればなんとかなるニワトリやアヒルは何度もあります。その経験上から言えば鳥のローストってそれほど難しい事ではありません。味付けをしてオーブンに放り込んでひたすら待てばなんとかなる事です。ところがどういうわけだか感謝祭の朝のワイドショーでは「七面鳥の調理のポイント」などという事を毎年の様にやっています。七面鳥ってそんなに難しいのか?と不思議でなりません。一度、難しいかどうかを確認する為に調理してみようかな?と考えてしまいます。

翌日の金曜日は午前中だけ職場に行って働く事に。少しやっておきたい事があったからです。もっとも、さすがに休日なので休日扱いして朝の六時には起きてはいましたが職場には行きませんでした。職場に到着したのは八時頃。それから昼頃まで職場で仕事をしました。帰りにスーパーに買い物に行ってそれからは基本的にずっと家にいました。

その日は「黒い金曜日」として知られるクリスマス商戦への開始日であちこちで安売りをしている日。人ごみが嫌いな僕は基本的には家でじっとしている日なのですが今年はそれに異変がありました。実はそういうセールが既に木曜日から一部の店で始まったのです。長らく続く不景気の影響からどうやって客を呼び込むか、という事で早くから割引を始めて、との事らしいです。実際の所、今年は十一月の半ばあたりから既にクリスマス商戦のにおいがしはじめていたので何だか感謝祭が忘れ去られつつあるのではないか?という気までします…。

やはり現代アメリカは物に固執している様に思えてなりません。物が全てではないのではないか?と疑問を感じてなりません。その為に今年もショッピングセンターの駐車場で銃を発砲という事もあった様です…。そこまでしなければならない事なのでしょうか?物騒な世の中です。

前述した様に人ごみが嫌いな僕はもっぱらネットで買い物です。もっともそれほど欲しいものがあるわけではないのですが…。それでも梯子を一つ安く購入。これまでは人の梯子を借りてそれを使って雨樋の枯れ葉を取り除く、という事をしていたのですがさすがに50ドル程度なら買ってもいいか、と思ったから購入する事に。来週ぐらいには届くかと思われます。

週末の残りは基本的には家で籠城。出不精の僕に取っては人だらけの街中に出る気にもなれませんし、そもそも出る用事もないので家で本を読んでビデオを見て、という事を金曜日の午後から日曜日まで二日半、ずっとしていました。まあたまにはこういう休みを取ってもいいか、と思っています。

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