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2014年5月12日 (月)

二十年、ドミニカで

ずいぶん前に一度、ドミニカ共和国にいた時の話を書きました。先日まで全然、意識していなかったのですが考えてみるとそれからちょうど二十年になるのです。厳密にはちょうど二十年前の今頃にドミニカから帰って来た事になります。二十年前というとずいぶん昔の話ですが僕の感覚としてはそれほど昔に感じられないから不思議です。

どうしてそんな事を今頃考えたのかって?いくつか理由はありますまずはこちらから。

Cap

僕がいた頃はちょうどドミニカ共和国の大統領選挙の頃で各政党の候補者が選挙活動をしてました。その一環としてこういう帽子をよく手渡していました。で、それを見た僕が面白いからあちこちから帽子を収集して来たのです。その時の候補者は五人いてそのうちの四人の候補者(うち一人は当時の現職の大統領でその年の選挙で「当選」したホアキン・バラゲールでした)。

その後、あちこちに引っ越したのでもう持っていないのだろう、と思っていたら先日、その一つが見つかったのです。こちらは厳密には大統領候補者の物ではなく、その副大統領候補の人の帽子ですね。確かこの政党からは大統領候補者の帽子も貰って来たはずです。これは新品を貰って来た(事務所に行って「帽子が欲しい」と言ったら大統領候補者の帽子とこれと両方をくれたはず)のでかなり状態はいいですね…。確か一つだけ道を歩いているおじさんから買い取った記憶があります(当然、向こうはふっかけてきたので値切って買った)。他は全てただで貰ったはず…。

他にも同僚のGM先生がこの時期から一月程ドミニカ共和国に研究と奉仕を兼ねて学生を連れて行くのでその話がよく出る、という事もあります。その関連で先日、昨年の五月にドミニカに行った学生がふらりと立ち寄って来てしばらく話をする機会もあったりして二十年前の事を考えてしまいました。

当時、僕たちが拠点としていたのはサンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス(普通はサンティアゴと呼ばれています)の東はずれの方にあるILAC (Institution for Latin American Concern)のセンター。その写真がこちら。

 

Ilac_center3
僕が行ったのは三年目のグループだったので建物はまだまだ新しい状態で本来は教室として使われる部分は僕がいた頃はほとんどの間はまだ工事中。その為にほとんどの間、授業は図書室で行われる事になりました(最後の方しばらくは新しい教室を使いました)。今では他にも敷地内にもう少し施設ができているらしいです。

授業は月曜日から木曜日の四日間。スペイン語(僕は初級コース)に環境学が二つに社会学が一つ。環境学と社会学の両方はドミニカに合わせた内容でした。週末は山村でボランティア活動をするので週末が三日ある、そういうスケジュールになっていました(ボランティア活動は僕ともう一人が山で他のみんなは街の医療施設や教育施設でやっていました)。山の方には電気が通っていないので基本的には暗くなってしばらくしたら寝る、そういう生活でした。そういう所で十時間以上の睡眠を週に二、三日過ごしていると元々不眠症気味の僕は平日に眠れなくなってしまい、誰よりも遅くまで起きている上に朝が早い、という事がよくあったりもしました。

当時、僕がお世話になっていた家とその家族の写真がこちら。家の子供達とたくさん遊んだものです。二十年も前の事だから彼らもいい大人になっているのでしょうね…。

Campo1
Campo2
Campo3
Campo4

当時のグループがこちら。

Group

これはもうずいぶん最後の方。もうすぐドミニカを出る僕たちの送別会が開かれた時の写真です。そう言えばその少し前にちょっと個人的な決意を決めてその証しに髭を剃る事にしたのでこの頃からしばらく髭がないちょっと珍しい写真か。当時のメンバーの誰とも基本的にはもう連絡は取っていません。数名は取ろうと思えば取れるのですが二十年もの歳月の後で共通の話題も今となっては無くなってしまったかもしれません。でもあの一学期は色々な意味で人生を変えた時間だったなあ、と今でも思います。

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