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2014年12月28日 (日)

クリスマスの思い出

今年もクリスマスの時期です。今年は秋学期が終わったのがほんの数日前の十二月十九日だったのでなんだかクリスマス直前まで慌ただしいそんな十二月でした(普通は十二月の十日ぐらいに学期が終了します)。秋学期が一週間遅く始まったからがその直接の原因なのですがいろいろな意味でもう少し余裕があったらよかったのに、と思うそんな秋学期でした。

さて基本的にオマハにいるとクリスマスはこの何年も師匠の家のディナーに行く事になっています。今年もそれは例外ではないのですがふと先日、これまでアメリカで師匠の家以外で過ごしたクリスマスを思い出してしまいました。

やはり一番印象に残っているのが高校生で一年間、交換留学生としてアメリカに来た時のクリスマスです。まず驚いたのはまずクリスマスは基本的には二十五日にお祝いするものでイブの二十四日はそれほど何もないという事。日本では一般には二十四日に「お祝い」をという感じが一般的ですがそうではないのですね。これはプレゼントを開けるのもそうでプレゼントは二十五日(朝が多い)に開ける物と決まっています。まあ考えてみるとサンタがプレゼントを届けるのが二十四日の夜なので当たり前と言えば当たり前ですけど…。

プレゼントで僕が驚いたのもその時。日本ではクリスマスプレゼントは子供にあげるもの、なのですがアメリカでは基本的には家族が全員にお互いにあげるもので一人でいくつも用意しなければ成りませんがその分、いくつものプレゼントももらえます。もっと驚いたのが一人で同じ人に一つ以上プレゼントするという事(例えば旦那が奥さんに三つプレゼントするとか)も普通にあります。これは全く予想外の事でした。

プレゼントがそれだけ多くなるといかに上手く隠しておくか?という問題も出てきます。高校生の時に覚えているのはホストシスターがプレゼントを探そうとクリスマス前に一生懸命になっていた事。確か両親は思いがけないようなところに隠していたそういう記憶があります。

包装して準備ができたプレゼントは家のどこかにあるクリスマスツリーの下に置く、というのが一般的。それを朝になったら順番に一つ一つ手渡して開けて、となります。もらった人の反応を見るというのも楽しみの一つ。当然、洋服とかだとサイズの問題もあります。サイズが合わなかったら交換、となるのですがここで問題が一つ。レシートがなければ交換は普通できません。でもプレゼントにレシートをつけるわけにはさすがにいきません。さすがにそのあたりは店でも考えてあってプレゼント交換用に金額の書いてないレシートをクリスマス時期は発行してくれたりもします。それにも驚きました。

さて、そのプレゼントが置かれるツリーですが基本的にはアメリカでは本物の木をクリスマスツリーに使っています。これにも僕はビックリしました。それもアメリカでは一般には杉であれば何でもクリスマスツリーになるのでモミの木という図式は存在しない様です。さて、本物の木を使うのでやはりある程度の水は必要です。また切った木なのでそれをどの様に立てておくか?という問題もありますがそのあたりはよく考えてあってクリスマスツリーを固定して水を入れる事ができる台が売っているのですね。

Tree_base しかしそれでも生木なのでだんだんと木が弱っていく過程で葉が落ち始めてきて後片付けがたいへんだったりという欠点もあります。最後にはゴミとして処分しなければならないのですがやはり大きすぎて一般ゴミとしては引き取ってもらえず、クリスマスの後しばらくはそれを引き取ってくれる特別なゴミ捨て場に行くという事が多くそれもまたビックリしました。それをアメリカ人は自分の車に放り込んだり屋根に括りつけて処分に行くのですから。ちなみにこれは買いに行くときも同じで、そのあたりで生木が駐車場とかで売っているのですね…。クリスマスツリーはアメリカ人にとっては大切な事の一つである事は確実ですね。

生木でないプラスチックのツリーなども存在はしますがオフィスなどでは使われても一般家庭では普通はしない様です。そういえばアメリカではそうやってオフィスのまわりもクリスマスの飾りをして、という事が一般的です。まあ悪い事とは言いませんがでもそんな事をするぐらいならちゃんと仕事をして欲しいな、というのが僕の本音なのですけどね…。特にクリスマス前後は新年明けまで大学が閉鎖されるからそれまでにやっておかなければならない事をちゃんとしてよ?と思うのは僕だけではないと思うのですが…。ましてその肝心なクリスマスの時期にオフィスに来ないのですから…。

一般の人たちもクリスマスの前後は休み、という場合が多い様です。十二月二十五日は基本的にどの店もお休み。開いているのはガソリンスタンドや空港など交通機関関係の一部やリゾート関係などという事が多く一般商店がクリスマス当日に開いている事は普通はありません。二十四時間営業のスーパーですら前日の夜あたりから二十六日あたりまでは閉まっている場合が多い様です。やはりこれも特別な日の一つですね。

テレビもそれが明らかでこの時期になるとクリスマス番組が多いのですがどれもこれも毎年同じ番組ばかり。それもいわゆる「伝統」や「クラシック」と呼ばれる様な映画や番組を毎年放送しています。まあ有名なところでは「素晴らしき哉、人生!」や「クリスマス・キャロル」の映画、またピーナッツ(スヌーピーと言えばわかりやすいか?)のクリスマス番組などです。まあ正直、見飽きた物ばかりなのですが…。テレビ局の方でも何かを放送しなければならない、という事情があるのでしょうが…。

クリスマスは家族と共に過ごす、という習慣なので離れたところに住んでいる親、兄弟と顔を合わせるのもこの時期。ほぼ一月前にある感謝祭もそういう感じですがクリスマスの方が重みがある感じですね。大学生になるとかなり離れたところにある大学に行っている子もいるのでそうなると感謝祭はパス。学校が休暇という事もありますがクリスマスで家に帰らないというのはさすがにほとんどいない様です。当然、その為にクリスマス直前は飛行機が高い上に混んでいます。他の交通機関(バスとか鉄道)もやはり似たような物らしいです(が使った事がないので未確認)。

クリスマス直前に飛行機に乗ったのは一度だけあります。この時はギリギリになってクリスマスにソルトレイクに行く事が決まったのですがたまたまそれほどでもありませんでしたがそれもオマハからソルトレイクまでの直行便だったからではないか?と思われます。ソルトレイクがデルタ航空のハブなので多分、ソルトレイクのハブまで飛んでその先、LAとかに飛ぶ飛行機に変わるそういう飛行機だったのだと思われます。オマハで飛行機の乗り換えとかはありませんからね。

クリスマスは家族で、というのが普通なのですがそれでも若干はクリスマスにどこかに(家族で)旅行に行って、という人たちも当然存在はします。だいたいの場合はそもそもあまり家族の繋がりが強くない人たちとか長年それをやりたかったのだけど家族のみんなを説得するのに何年もかかってようやく実現できたとかいう話が多い様です。記憶が正しければ僕のホストファミリーは僕がいた年から二年ほど経ってからお父さんのお母様が亡くなられてその年はクリスマスにバケーションを取ってハワイに行ったとかいう話でした。それもやはりお母様が亡くなられてようやく可能になったとかいう話でした。

考えてみるにおそらく一番不思議な体験をしたクリスマスはドミニカ共和国から帰って来た年のクリスマスだったのかも知れません。その年、十二月に入ってからその頃、僕が想いをよせていた友人にクリスマスに誘われたのです。その子はドミニカにいっしょに行っていた子でオマハから西に車で一時間ちょっと行った先の街の出身でした。僕は彼女にとって友達以上、恋人未満の微妙な関係でしたがそれでも実家でのクリスマスに誘われてご両親ともお会いしてなんだか不思議な体験だった覚えがあります。彼女の親戚の方(叔父さんだったと思う)には彼氏と間違われましたし…。なんとなく一人だけ明らかに異質な存在で少し居心地が悪い様なそんな日だったのをよく覚えています。その子とのなんだか微妙な関係はその後、二年ほど続きましたがクリスマスに呼ばれたのは後にも先にもその時一度だけ。確かその後のクリスマスは二年程一人で過ごした記憶があります。ちょっと懐かしいな、と思います。

その後からですね、今の様に師匠の家にクリスマスに呼ばれる様になったのは。初めて師匠の家にクリスマスに呼ばれたのは記憶が正しければ1998年のクリスマスの事。ようやく師匠に認められたようなそんな気がして嬉しかったのを覚えています。

さて、クリスマスに関してもう一つ話があります。ずいぶん昔、働き始めてすぐの頃にこういう話をネットでみつけました。まあ日本語するとだいたいこういう感じ。ようするに世界の人口と摩擦熱を考えるとサンタクロースが存在するわけが無い、という話です。これを数名の知り合いにメールで送りました(当然、英語のままです)。それはそれで僕はおしまい、と思っていたのですがそれからそのメール、廻るに廻って一年半程してからなんと、僕のところに戻ってきました。僕が友人に送ってからそのメール、友人も誰か他の人に転送。それが廻りに廻ってそれを受け取ったある人が僕の所にメールを書いてきたのです。メールアドレスがそのままに表記されていたから大元が誰だったのかがわかったのですね。ちょっと不思議な話。それもクリスマスの思い出の一つになるかな、多分。

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