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2015年1月 4日 (日)

正月明けの出張

今年は正月明けの一月四日からCERNに二週間ちょっと出張です。今回は僕の方からボスに話をして行く事が決定。うちのグループが担当している検出器の制御プログラムの事を考えるにやはり僕が行った方がいいだろう、と判断をしたからです。

さてそのためにしばらく前から下準備をしています。まずは航空券の確保から。実はこちらの方は一年ちょっと前から本当はまず予算を立ててから申請をして許可が降りたら航空券を購入する事になっているのですがボスと話をしていてそのままエクスペディアから購入。そうしたらその日の午後の職員会議で「航空券の購入はできるかぎりトラベル&トランスポートを使う様に」という通達が上から来ている、と発覚…。まあ購入してしまったものはどうしようもないしそれにトラベル&トランスポートがエクスペディアより安いとは到底思えません…。それから数日して申請の許可が降りた時にやはり「可能な限りはトラベル&トランスポートを使う様に」との事。まあこればかりはもうどうしようもないので無視する事に。しかしまあそもそも出張が許可制になったのは出張の時にお金の無駄使いをしている人がいるらしい、という事からなのですがそれにわざわざ高い旅行会社から航空券を買えとは変な話です。これは憶測ですがおそらくどこかで大学の誰かが甘い汁を吸っているからではないか?としか僕に思えません…。

さて元々は春学期の始まる一月十四日以降に行こうか?と思っていたのですが購入直前になってからボスが「一月の第一週からにしよう」と提案したので正月明けに行く事に決定しました。それよりも早く行ってもCERNが開いていないので泊まる場所もありません。その週はまだ航空券が若干、高いのですがボスの提案なので問題無し。ではどうしてか?という事になりますが実はその週の火曜日まではボスもジュネーブ近郊にいるのでそうすれば現地のポスドク、ボス、僕の三人が同時にCERNにいるのでそれはそれで好都合、という判断をしたからです。後になってから判明したのはその週は検出器関連の大作業が行われるので作業は単純な事しかできませんが次の週(一月十一日からの週)は作業ができる、との事。そうなると色々と作業があるので僕がいたら便利、という事もあります。行くのが決まった段階でポスドクを含めたヨーロッパの同僚たちに連絡はしておきました。まあ当然と言えば当然ですね。中には数年、会っていない同僚もいるはず。前回行った時に会っていない人が何人もいますから。

最後にCERNに行ったのは一昨年の春。しばらく行っていない事になります。うちのグループの今のポスドクのMさんはそれ以降に働き始めたのでメールはもちろんの事、電話やSkypeで話もした事がある人なのですが実際に会った事はありません。数年前に僕が一年間CERNに駐留していた時に見たことはあるのですが当時は全く面識がありませんでした(建物の外でタバコを吸っているのを見た記憶があるぐらいかな?)。会うのは初めてなのでちょっと楽しみと言えば楽しみなのかもしれません。

さて久しぶりにCERNに行く事になってゆっくりとその準備を始めたのが十二月の頭頃。まずはMacBook Pro用の電源のヨーロッパ用のコンセントアダプターの新しいのを買う事に。こういう物ですね。

Euro_adapter

数年前に一つ安いのを買ったのですがその時買ったのは安物。結局、一昨年の春にCERNに行った時に使ってそのまま壊れてしまいました。見ての通り、ヨーロッパのコンセントはCタイプと呼ばれる丸いピンが二つ平行に生えているタイプ。厳密にはヨーロッパで使われているコンセントにはもう少しいろいろな種類があるのですがC型であればだいたい大丈夫な場合が多いです。CERNに行く分には確実にC型で大丈夫。見ての通りピンは平行なのですが安物だとこれが平行ではなくて若干、曲がっている事がよくあります。で、そういう安物ってやはり使っているとそのうちに壊れてしまうのですね。僕が以前使っていた安物は結局それが原因で壊れてしまいました。それ以来CERNに行く用事がなかったので今の今まで放置状態だったのですがようやく新しい物を買う事に。

買うとなったらどうしようか?と少し考えました。ある意味、成功法はAppleが売っているセットを買う事。これですね。ところがこれにはいろいろな国のアダプターがもれなくついてくるのでそれほどあちこちに行かない分にはいらないアダプターがたくさんついてくる事になります。しかもApple純正はやはり高い(39ドル)。ヨーロッパ用のアダプターだけなら数ドルでネットで帰るのですがここでふと思ったのがもしかしたら今年の十月に学会でオーストラリアに行くかもしれない、という事。そうなるとオーストラリア用のアダプターを考えると…と一応、考えてみました。実はこれには数日考えたのですがそもそも行けるかどうかがわからない。行くかどうかもわからない物に投資をしたくはない。とふと思い出したのが生物学の先生で数年程前に半年、オーストラリアに行っていた人が一人。さらに別の生物学の先生も大学院生の時にオーストラリアに長らく行っていた、という事。その二人にオーストラリア用のアダプターがあるか?と聞いてみたら「持ってる」との事。そのうちの一人は更にAppleの純正アダプターも持っているらしいです。

まあそれでオーストラリアに行くとしたらその問題は解決されているのでヨーロッパ用のアダプターだけをネットで購入する事に決定しました。色々と見て廻って結局、少し高め(と言っても一つ5ドル程度)の物をネットオークションで二つ購入する事に。少し高めの物にしてみたのはその方がちゃんとした物なのではないか?と思われたからです。それで届いたのがこれ。

Euro1

当たり前の事ですがピンはちゃんと平行です。こちらは合格。一応、商品説明では「Apple純正」とか書かれてはいましたがどうもちょっと違う様です。そもそも電源と色が微妙に違うし制作元の名前も違う様です。この写真でわかりにくいですがよく見ればわかりますが色も若干違います。

Euro2
Euro3

前に使った物は色まで明らかに違っていましたしアダプターを電源本体に抜き差しするのも若干、力が必要だったりと問題がいろいろとあったのですがそれらの問題は全く無し。でもやはり細かい違いがあり、まあほぼ確実にApple純正品ではありません。まあそれでも以前持っていた物よりもずいぶんとちゃんとした物である事は確実です。

さて今回の飛行機は一番安い航空券を購入した関係もあってニューアーク空港でなんと九時間近い待ち時間があります。もちろん、九時間も空港で待つのもバカバカしいのでニューアーク空港に到着したら一度外にでてニューヨークまで行く予定です。そうなると今度はその間ずっと、更にヨーロッパに到着してからもiPhoneやiPod、iPadの電池がそれだけ持つか?という心配です。運がよければ飛行機の中で充電ができないでもないのですがどうなるかわかった物ではありません。そこで購入したのがこちら。いわゆるモバイルバッテリーですね。普段はまず必要がない物なのですがあればあったで便利な物、と考えたからです。レビューもいいし何より値段が安いのでこれに決めました(まあなんでもよかったのですけどね)。これで安心して道中もiPhoneを使えるな、と思っています。

今回はもうひとつ持っていく事にした物に折りたたみの傘があります。ジュネーブってそもそも雨がよく降る所。その上、今回はニューヨークに明日はしばらく行く予定ですが明日は雨の予報が出ています。まあそうなると傘がないと困る、という理由です。オマハに住んでいて車で移動だと傘を使う必要がそれほどないのですがこういう出張の時には役に立ちます。

冬にスイスに行くのでスキーを持って行こうか?と散々考えたのですがヨーロッパは今年は雪不足でアルペンのワールドカップも代替地でかろうじてレースが行われている状態らしくそれを考慮して今回は見送る事に。そもそもスキー場に行く足があるかどうかもわかりませんし、行く時間があるかどうかさえも不明。仕事で行くとなかなかそういう事もできませんから今回は止めておきます。

荷造りも前日の土曜日の昼前に無事終了。いつもの事ですがいらないものは極力持って行かないので小さく軽いです。

Luggage

出発は明日の早朝。六時の飛行機で到着するのは現地時間で月曜日の朝十時過ぎ、アメリカの中西部時間にして月曜日の午前三時ぐらい。久しぶりのCERNです。楽しんできたいな、と思っています。

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