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2015年1月30日 (金)

デート前

昨日も書いた様に今週末はオマハで十何年ぶりのデート。個人的なノロけを書くのも何だかな、とは思いますが何かをしていないとおかしくなりそうなのでもうしばらくおつきあいください。

実は今回が親しい友人ではない気になっている人をほぼ初めてデートに誘ってみました。それも実のところはデートはデートなのですがそれほどデートっぽくないデートにまとめてみようと最初から考えていました。実際、僕はこの土曜日の事を彼女には一度もデートという言葉を今の所は使っていません。やっぱりデートなのですが一応、彼女が「デートなの?」と聞くまで僕はあえてデートという言葉を使わない事にしました。ぞっこんで惚れているわけではないのですが逃したくもない。だから焦らずゆっくりと行きたいな、と思っているのです。

正直なところ、彼女に惹かれてはいますがどこまで好きなのか僕にもちょっとまだわからない、というのが本音ですから…。ただ実際に行動に移して誘ってみてからずっと何だかドキドキして落ち着かない…。多分、自分が思っていたよりも彼女の事を好きだからなのだろうな、と思われます。可能性としては彼女を誘う事によって言葉にしてそういう認識が深まったのかもしれません。どちらにしてもこれもちょっと意外な事の一つ。

今回は行動に移す前にある程度考える余裕があったのである程度の予習はしました。行き場所を決めたのは僕。実はこれは十二月の期末試験の週の金曜日に懇意にしてもらっている別の学部の昼食会(といっても会議室で食べながら話をするというカジュアルなものでした)に呼ばれた時の事から。その学部は彼女のいる学部でその時に食事とともにミードがあったのです。ミードってやっぱりアメリカでもそれ程出回っていません。それでも数年前にオマハの郊外になるベルビューでミードを作っている店ができてそこのミードだったのですね。

実はこのミードの店、単純にミードを売るだけではなく食事もできる様になっているらしい、という事は聞いて知っていました。しかしベルビューに住んでいた頃ならともかくとして(歩いて行ける距離に住んでいたのです)運転してまで一人で行く所ではちょっとない…。そもそも一人で店に入るのがおっくうなので知っていて興味はありながらも行った事のない店の一つ。

で、この食事会の時に彼女がミードを持って来た人に「どこでミードを買ったの?」という事を聞いていたのをまず覚えがあった事。更にその日の夕方に彼女と話をしていた時に余ったミードを彼女が成り行きから貰う事になったのを知っていたからどこに行こうか?と考え始めた時に思いついた店の一つだったのです。

場所もオマハからちょっと離れている(車で20-30分ぐらい)ので特に昼に行けばばったりと人と出くわす事もないはず、という事も考慮に入れました。どっちに転ぶかわかりもしないのに人に見られて噂になっても僕も彼女も困る、と思ったからです(もっともそれはそれで彼女の方はそれ程気にしていない様な事を言っていたのですけど…)。

実はこの昼食会の時は午後一時から会議の予定が入っていたので僕は食べるだけ食べて早々に退散してミードも飲みませんでした。ミードって本とかで読んだ事は何度もあって僕も興味があった事もその店にしてみようか?と思ったきっかけの一つになります。

しかしいくら何でも全く予備知識がなくてもいけないな、と思ったので先日、スーパーにお酒を買いに行った時に見かけたので一つ買ってみる事にしました。それがこちら。

Mead
これが一番スタンダードなミードらしいですが日本語の蜂蜜酒という名前から予測はしていましたがやはり甘いです。それでもネブラスカあたりで作られている甘口のワイン(下手をすればシロップか?と思うぐらい甘い)程甘くもなく、口の中にいつまでも残る甘さではありません。調べてみると製法によって辛くもできるらしくまあ店の人に辛めのミードを貰えばいいか、と考えてはいます。

ではどうして昼のデートなのか?それは昼のデートの方が敷居が低いからです。そういう話を聞いたのがもう二十年ぐらい前の話。それも今から思えばまさに昼のデート(のつもりでは僕はなかった)の一番最後でその時、一緒に出かけた子。その子に「相手と合うかどうかわからない時は昼のデートが一番ちょうどいいと誰かに教えてもらったから」という様な事を言っていました(が鈍い僕はそれがデートだったから言ったのだろうとは何年も後になるまで考えませんでした)。

さて科学者として客観的に考える訓練を受けているためかそれともそもそもこういう性格なのかはわかりませんが僕は人を好きになってもまずはどうしてなのか?前とどう違うのか?などという分析をしてしまいます。そうして考えてみて自分でもどうして惹かれているのかさっぱりわかりません。ちょっと僕の好きなタイプからは外れているのでどこが好きなのか考えても考えても自分でもわかりません。まあ恋愛って理屈ではない事は理解してはいるのですがそれでもどうしてだろう?と考えてはしまいます。

恋愛って単純比較ができる事ではないのですがそれでもいろいろと考えてしまいます。今の所の悩みの一つはそこ。前回、恋をしていたのはほんの数年前。その時は遠距離で片想いだったにもかかわらず恋をしていた間は毎日がキラキラと輝いていたしその人の前ではいつもドキドキしていました。今回は少なくともこれまでの所は彼女と話をしていてもそこまでドキドキしていた記憶は全くありませんし毎日がキラキラと輝いている、という感覚もなくとりあえずまあ普通。違う相手ですし僕自身の変化もあるので単純比較ができる事ではないのですが今回はかなり趣が前回とは違う様です。

そこまで考えてではそれより前はどうだったのか?という事を考えてみると…、あまりに昔過ぎて正直よく覚えていません。ただ若い頃はもっと必死だったし今から考えるとかなりすっとぼけた事をしていた事も確かです。そもそも自分が相手よりも年下だからもっとちゃんとしなければならないって思って自分を磨くのではなくて自分の勉強をたくさんして見返してやろうって今から考えると馬鹿みたいな事をしていたのですから…。今の自分があるきっかけだった事とは言え、今から考えると我ながら痛い話ですね…。

それにしてもネット環境が整っている今の世の中、デートはいかにすればいいのか?という情報はネットに本当に溢れていますね。まして日本語の情報だと婚活関係の情報は探せば本当にたくさんでてきます。それらをある程度読んで思うのは自分がいかに非効率的なアプローチをこれまでしていたのだろうか、という事。デートとデートの間がどのぐらいの日数であればいいのか?とか初デートの間に次のデートへのきっかけをつけた方がいいとかこれまでそういう事を考えた事が全くありませんでした。なるほど彼女がいた時期が少ないはずだわ、と自分で納得しました。

またそういう記事を読んで幾つかの事を思いだしました。まずは大学二年生だかの夏にある方からの手紙に当時、想いを寄せていたMちゃんだけの事にとらわれすぎないでもっとプレイボーイになってもいいんじゃないか?と書いてあった事。あれって今から思えば一人しか目に見えなくなったらいけないってそういう事だったのかなあ、という気がします。もっと軽く受け止めていたら何かが変わっていたのかなあ。働き始めてからしばらくお付き合いした子たちともデートは本当に不定期だった。それも今から思えばダメだった理由なのだろうなあ、きっと。自分が恋愛事に疎いと知ってはいましたが改めて想像していたよりもはるかに疎い事にようやく気がつきました。これだけ紆余曲折して今の僕があってようやく今回のデートがあるのですがなんだかもったいない事をしていたのかもしれません。

デート二日前の晩の今日になって思うのはなんだか緊張して不安で胸がいっぱい。デートの前ってこんな感じだったかな…。若い頃は嬉しい気持ちだけだったと思うのだけど…。歳とともに臆病になって来ているのかもしれません。二日前の今夜ですらこれだけ落ち着かないのだから前日の明日なんてもっと緊張するのだろうなあ、きっと。実際に土曜日になったら、彼女を迎えに行ったらこの不安も多分無くなるのだろうけどそれまでどうやって正気を保とうかな…。

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