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2017年12月16日 (土)

アパートから宿舎へ

事の発端は11月に実験の会議があった時にボスが来ていた時に遡ります。その時にボスと話をしました。同僚のポスドク君が仕事をしていない、と言う事で。全くしていないわけではないですがしかし夜の八時ぐらいにオフィスに向い、でも午前一時に閉店の近所のパブで目撃されていて僕が起きる早朝に起きている形跡がなければそれは「仕事をしてない」と判断されても文句は言えません。

夜にオフィスに来ているので誰とも会わないのが普通。しかしCERNに来てるのって人と共同作業ができるというのが一番大きな理由。従ってその意味がないのです。それどころか当然の様に朝、起きる事ができないので朝の講習会を寝過ごしてしまうと言う事もしていますし、検出器にアクセスがある時もちゃんと時間通りに来なかったりする事も当たり前に。

そもそもが時間にちゃんとしている方ですらなく、30分に一本しかないバスを三本続けて乗りそこねると言う芸当を何度もしています。いったいどうやったらそんな事が可能なのかサッパリ僕にはわかりません…。時間の流れ方が違う、としか表現ができません、こうなると。

さて、ボスと話をして結局、アメリカポスドク君をに引き戻す事に。アメリカで大学で勤務なら少なくとも昼ぐらいまでには来ていないと、となるしCERNとつないでのミーティングはアメリカからだと基本的に朝の時間になるからです。他にもアメリカに戻ったら出費が少なくなるはずですから給料を右から左に使う事はなくなるであろう、と思われます。

結果的にポスドク君、12月でアパートを解約する事に。その関係で一緒に住んでいた僕も最後の数日はCERNの宿舎でした。僕は元々そうしようか?とは思っていましたしね。一月はそうしようと思っていましたし。

その前に時間がある時に夏服とか絶対にしばらくは必要のない物をオフィスに持ってきておきました。一月になったらフランスまで送ればいいからです。それほど物が多くなくてもそれなりの物がありますからね。

それと同時にアパートも少しずつ片付けです。まずは時間があった時にキッチンの床掃除から。アパートは全体がタイル貼りでしたが土足で歩き回る上にあまりキレイではないポスドク君が二年住んだらタイルとタイルの間の部分が何とまっ黒になっていました…。それをスポンジと洗剤でゴシゴシやってみたらそのうちキレイになりました。

定期的にキッチンやリビングを箒で掃いてはいましたが何か小汚いのですね…。床はザラザラかベトベトでしたし。おかげで住み始めてすぐに靴下はどれも裏がまっ黒になりました…。掃除をすると言う気はポスドク君にはほぼなくて、だったのですよ…。最終的には僕がアパートの僕の部屋、バスルーム、入り口にキッチンを掃除してポスドク君が彼の部屋にリビングの掃除で合意しました。

アパートにはモップもあったのですがこれが使えないモップだったので結局、僕がジュネーブから使い捨てのパッドを使うモップを買ってきました。まずは箒で掃いてそれからドライモップでキレイにしてからウェットモップでもっと、という具合です。

日曜日から宿舎を押さえてあったので土曜日の午後から僕は掃除です。それまでには殆ど全部の持ち物をオフィスに運んでありましたし。最後の一週間になったらホントにその一週間分の服があれば何とかなりますからね。大きな荷物を持ってバスに乗り込むのも迷惑な話ですから小分けして数日かけて運んだのです。

キッチンはそれでも今ひとつキレイにならなかったので最後はまたスポンジと洗剤でゴシゴシ。ようやくキレイになりました。その結果、最後の夜までだけはアパートの床がキレイでサラサラでした。本当はそれが当たり前の状態のはずなのですけどね…。

しかしポスドク君、なんと土曜日の午後になってようやく必要ない物を捨て始めました。その上、夜になったらダウンタウンのスタバに出かける始末…。ええ?!どうして?!と僕から見たら理解不能です…。そういうポスドク君を放っておいて日曜日の朝、最後の部分を掃除して朝のうちにオフィスに移動。午後には宿舎にチェックイン。

結局、ポスドク君は何と前日の夜と言うか真夜中を過ぎて午前に入ってようやく何とか掃除が終わったみたいです…。二月から一緒に住んでてわかった事はとにかくどうしたらここまで先々を考えないで生活ができるの?と言う事。別に引っ越すのが急に決まったわけでもないのに先延ばし先延ばしして最後の最後でですから…。しかもその間、一生懸命終わらせるわけでもなく遊びに行ったりしていましたし…。そんな暇があったら片付け何とかしないかなあ?と不思議でなりません…。

僕はそれを先に見越してさっさと片付けたのに…。しかも何だかオフィスに色んな物が散乱してて…。本人曰く、「来年、シフトとかしに一回ぐらいはくるからその時に対処する」って…。そんなに上手く行くかな?とちょっと懐疑的です…。

ともあれ最後の方は一緒に住むのがかなりのストレスになりつつあったのでそれからようやく開放された気分です。二月からはまた一人暮らしですからようやく何だか平穏な生活が取り戻せるかな、と思ってます。

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